３３４話 ページ17
「どうかな。離れた分ダークシャドウの持続も短い」
「おっ、戻ってきた」
「あ、あぁ……」
「いや違う！」
その瞬間踏陰が吹き飛ばされた
「常闇さん！」
「え？なになに！？どういうこと？」
「踏陰〜やられ……ろ！！」
ダークシャドウから攻撃を受ける踏陰。何かに操られているようだ
「ダークシャドウがなんで？」
「暴走？」
「いや現場は常闇くんが制御出来ないような暗さじゃない。もしかして操られている？B組の誰かの個性？」
「ちょ……ちょっと」
ダークシャドウが優雅の前へと立ちはだかる
「葉隠さん！光を！」
「ガッテン！重厚屈折、ハイチーズ！」
その瞬間眩い光が辺りを照らす
「戻れ！ダークシャドウ！」
ダークシャドウを戻す踏陰。その瞬間黒い彼が現れる。その場から離脱するように離れる黒い彼に攻撃をする百だが当たらず、また彼は姿を消した
「消えちゃった！」
「影に溶け込んだんですわ。あれが黒色さんの……」
さっきの試合共々B組が交戦的で前線に一人やってきている。先程はパワーといった感じだか、今回は翻弄といった感じだ
『(今回はどんな戦いになるだろう)』
……
常闇side
「常闇踏陰……お前は俺が穿つ、くっく……俺とお前は宿命の存在」
『成程……宿敵、いいだろう。ホークスの元で編み出した技、黒の堕天使で受けて立つ』
「堕天使？」
『そう、黒の堕天使だ』
数ヶ月前、九州地区
彼は一人で解決してしまう
「はい、確保ね」
「ほ、ホークス！？」
「遅いですって、完庭那のバーで客が暴れてるらしいから次そこで！事後処理よろしくお願いしまーす」
そして飛び立つホークス。後から追いつくのがやっとで汗が流れる
「ツクヨミくん！俺らサイドキックはこいつの後始末ね」
「ホークスは早すぎるけん」
「やけんこの形が1番効率的とよ」
『ふぅ……追います』
「ツクヨミくん！」
「張り切っとるねぇ」
ホークスが体育祭指名に参加したのは初めての事らしい。職場体験では只管彼を追いかけ、彼が収めた事件、事故の後処理に終始、疑問がわく』
……
「足並みを合わせている間に被害が拡大なんて許されないでしょ」
『では、俺は何故声をかけられたんでしょうか』
「鳥仲間」
『……おふざけで』
「いーや、2割本音。半分は1年A組の人から話を聞きたくて。君らを襲った
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