２９６話 ページ23
｢みんなで踊るの楽しいよー？｣
｢ダンス……いいんじゃねぇーか？｣
｢おっ！超意外な援軍が｣
｢ちょっといいか……なんかあったか、なんて言うのか知らねぇが、バカ騒ぎするやつ｣
そしてPCを借りた轟は検索をかける。検索し、皆に画面を見せれば、そこに映るのは沢山の人とギターやドラム……それはバンドであった
｢轟から出る発想じゃねぇ……パーティーピーポーになったのか轟！｣
｢違ぇ、他の科のストレスを発散させようという飯田の意見は最もだと思うし、そのためにはみんなで楽しめる場を提供するのが適してんじゃねぇーか。仮免補講からの連想なんだけどな｣
彼は少し前仮免補講で個性は戦うもの以外にも使い方があると学んだ。ヒーローとして子供達を笑顔にする。ヒーローというものの違った形を学んだのである
｢なるほど……歌とダンスか｣
｢今一度言うが、素人芸ほどストレスなもんはねぇーぞ！｣
｢あたしダンス教えられるよ！｣
そこには昼間ガタガタでロボットのようだった青山優雅が華麗なるツーステップを披露していた
｢奇怪な動きだった素人が一日でマスターした！芦戸の指導は確かだ！｣
「まて素人共！ダンスとリズム！すなわち音だ！極上の音に乗るんだ！」
「音楽といえばー？」
そう言った透の言葉に一斉に皆がとある人物の方へと視線を向ける
｢え、何｣
｢耳郎ちゃんの楽器で生演奏！｣
｢え、ちょっと待ってよ！｣
｢え、だって耳郎ちゃん演奏も教え方もすっごく上手だし！音楽やってる時すっごく楽しそうだったよ！私耳郎ちゃんの演奏聞きたい！｣
｢芦戸とかさ……みんなはさちゃんとヒーロー活動に根ざした趣味じゃん……うちのは……ほんとただの趣味だし……正直表立って自慢できるもんじゃないっていうか｣
｢そういうことな昼間のあれは……｣
上鳴はボソッとつぶやく
『(後ろめたくなるようなそんなことでもないのに)』
｢あんなに楽器できるなんてめっちゃカッケーじゃん！｣
｢耳郎さん、人を笑顔にできるかもしれない技だよ。十分ヒーロー活動に根ざしてると思うよ！｣
｢お二人の主張もよく分かりますわ。でもこれから先は耳郎さん本人よ意思で｣
｢ここまで言われて……やらないのも……ロックじゃないよね｣
その一言にみんな歓喜する
｢A組の出し物は歌とダンスでパリピ空間の提供だー！！｣
｢｢わぁ〜！！｣｣
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無気力boy(プロフ) - 冰輪さん» コメントありがとうございます。途中まで夢主抜きの視点で書いていたのに忘れて登場させていましたね。すみません訂正致します。指摘ありがとうございます。 (1月14日 8時) (
レス) @page23 id: e4d4ff4941 (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - 文化祭の出しもの決めのときインターン組は補修なのに夢主ちゃんはいるのなんで？ (1月14日 0時) (レス) @page21 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - AYさん» コメントありがとうございます。更新頻度低くて申し訳ございませんがちょくちょくしてくので見に来て頂けると嬉しいです。 (12月16日 14時) (レス) id: e4d4ff4941 (このIDを非表示/違反報告)
AY(プロフ) - とても面白いです！！更新楽しみにしています✨頑張ってください！ (2023年4月5日 22時) (レス) id: faf5f904a1 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - にゃん丸さん» コメントありがとうございます。かなり更新頻度低くはありますが完結はさせる予定なので、気長に待って頂けると嬉しいです＜(_ _)＞ (2022年11月7日 9時) (レス) id: cebefb1503 (このIDを非表示/違反報告)
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