消滅少女【第3章】 (ページ5)

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８４話ページ5

洸汰くんを相澤先生に預け、マンダレイの所に向かう

さっき洸汰くんを助けるため敵(ヴィラン)と戦った

USJ事件の時みたいな敵(ヴィラン)じゃない、チンピラの寄せ集め……今回は実力者で固められた、本気のチーム

『SMASH！！』

間一髪のところでマンダレイを襲おうとしていた敵(ヴィラン)の武器を砕く

『マンダレイ！洸汰くん無事です！』

「君！」

着地し体制を立て直す

『相澤先生からの伝言です！テレパスで伝えて！』

相澤先生からの伝言をもらった

『A組、B組総員！プロヒーローイレイザーヘッドの名において戦闘を許可する！！』

その言葉を聞き、マンダレイはテレパスで皆に司令を送る

「君！直ぐに戻りな！その怪我尋常じゃない！」

何とかマンダレイの所に着く

『いや……すみません！』

個性を発動し走る

『もう1つ伝えてください！敵(ヴィラン)の狙い少なくともその1つ！かっちゃんが狙われてる！テレパスおねがいします！』

「かっちゃん！？誰？待ちなさいちょっと！」

そう言われるが僕の頭はかっちゃんや皆の安否の心配で全く聞こえなかった。怪我のことなんて忘れるくらいに

始まった悪夢……

『……』

誰にも見つからないように動く、見つかれば行動を共にするか、施設に戻ろうとするだろう

私の目的は連合との合流

『毒ガス……』

心配しそうになる自分の気持ちを押し殺す

『……っ』

……

轟side

逃げる道中で出会ってしまった敵(ヴィラン)……さっきから防戦一方だ。向こうは場数を踏んでいる、かなり強い

「クソ！最大威力でぶっ飛ばすか！」

『ダメだ！』

「火燃えても速攻で氷で覆え！」

『爆発はこっちの視界も塞がれる！仕留めきれなかったらどうなる！手数も距離も向こうに分があるんだぞ！』

手負いの奴もいる……万事休す……何か手はないのか……！考えてる途中だった……大きな音……そして声

「爆豪！轟！どちらか頼む！光を！」

障子……そして遠くからでも分かるほどに大怪我をした緑谷

障子と緑谷の後ろには暗い何か……あれは……

「かっちゃーん！！！」

『それに常闇！？』

常闇……ということはダークシャドウか……

「早く光を、常闇が暴走した！」

『見境なしか！よし炎を』

「待てアホ……」

炎を出そうとした俺を爆豪が止める

「見てぇ……！」