４話 ページ7
｢あ、あぁ……驚いたよ｣
｢お互い、メリッサに感謝だな！しかし何年ぶりだ？｣
｢やめてくれ、お互い考えたくないだろ〜歳のことは｣
｢「あははは！！」｣
｢同感だ！会えて嬉しいよデヴィブ｣
｢私もだオールマイト｣
そう言って拳をまじ合わせる2人
僕は震えが止まらなかった
｢紹介しよう、緑谷少年。私の親友デヴィッド･シールド『し、知ってます！』｣
オールマイトの言葉にすかさず入り込む僕、興奮で口が止まらない
『デヴィッド・シールド博士！ノーベル個性賞を受賞した個性研究のトッププランナー！オールマイトのアメリカ時代の相棒で、オールマイトのヒーローコスチューム！ヤングエイジ！ブロンズエイジ！シルバーエイジ！そして！！ゴールデンエイジ！！それら全てを制作した天才発明家！まさか本物に出会えるだなんて！感激です！』
興奮し勢い余って博士に近づく僕、そんな僕の姿を見て吹き出すメリッサさん
｢ふっ……ふふ｣
｢紹介の必要はないようだね｣
｢！……す、すみません！なんか……｣
｢いや、構わないよ……オールマイトとは久しぶりの再開だ。すまないが、積もる話をさせてくれないか？｣
『あ、はい！』
｢メリッサ、緑谷くんにアイエキスポを案内してあげなさい｣
｢分かったわ！パパ｣
『いいんですか？』
｢未来のヒーローとご一緒できるなんて光栄よ！行きましょ？｣
『はい！よろしくお願いします』
そしてメリッサさんと共にその場を後にした
……
『すごいなぁ〜こうしているとここが人工の島だなんて思えないや』
｢大都市にある施設は一通り揃ってるわ！出来ないのは旅行くらいね｣
『そうなんですか？』
｢ここにいる科学者とその家族は情報漏洩を防ぐ守秘義務があるから｣
『うわぁぁぁ！！！怪獣ヒーローゴジロ！！』
目の前に居るヒーローに感激する僕
｢スポンサードしている企業から招待されたのね〜最新アイテムの実演とかサイン会とか、色々催し物があるみたい｣
『さすがアイエキスポ！！』
｢夜には関係者を集めたパーティも！……て、デクくんも出席するんだよね。マイトおじ様の同伴者さんだし｣
『(オールマイトが正装持ってきなさいって言ってたのはこのためだったのか)』
｢あ！デクくん！あそこのパビリオンもオススメよ！｣
メリッサさんに案内されとある一角のパビリオンへと足を踏み入れた
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