２４０話 ページ46
焦ってはいけない、私達はオールマイトみたいに1人で全てを抱えられるほど大きな存在では無い。焦ってボロを出してしまえば、それこそ向こうの思う壺だ
｢考えすぎやろ！！そないな事ばっか言うとったら身動き取れへんようになるで！｣
『ほんと……落ち着いてください』
｢これが落ち着いてられるか！なんでAはそんな冷静やねん！！｣
｢あの……一ついいですか｣
そんな雰囲気に割って挙手し口を挟む相澤先生
｢どういう性能かは存じませんが、サーナイトアイ。未来を予知できるなら俺達の行く末を見ればいいじゃないですか。このままでは正直、ちょっと合理性にかける｣
｢それは……できない｣
｢！？｣
｢私の予知性能ですが発動したら24時間のインターバルを要する。つまり1日1時間一人しか見ることができない。そしてフラッシュバックのように1コマ1コマが脳裏に映される。発動してから1時間の間、他人の生涯を記録したフィルムが見られると考えていただきたい。但し、そのフィルムは全篇人物の近くからの視点、見えるのはあくまで個人の行動と僅かな周辺環境だ｣
｢いや、それだけでも十分過ぎるほど色々分かるでしょうが、できないとはどういうことなんですか｣
｢例えば、その人物に近い将来……死。ただ、無慈悲な死が待っていたらどうします｣
『(何だろう)』
サーナイトアイの思い詰めた表情、それに出久の表情までもが曇ったように見えた
『(サーナイトアイがオールマイトの死を見てしまった……)』
近しい人の死、そんなの見たくもない、それならば最初から未来なんて見なければよかった……と私なら思うだろう。サーナイトアイはどういう気持ちなんだろうか
｢私の個性は行動の成功率を最大まで引き出した後に勝利のダメ押しとして使うものです。不確定要素の多い状態では闇雲に見るものでない｣
｢はぁ！？死だって情報だろ！！そうならねぇための策を講じられるぜ！｣
｢占いとは違う、回避できる確証はない｣
｢ナイトアイ！よくわかんねぇーな。いいぜ俺を見てみろ！いくらでも回避してやるよ！｣
｢ダメだ！！｣
その一言で静寂に包まれる部屋
｢ナイトアイ……｣
『未来は切り開くもの』
｢！｣
『元々見れるものじゃないんです。なら気にしたって仕方ない』
｢Aさん……｣
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無気力boy(プロフ) - ナミビアさん» コメントありがとうございます。普通に夢主の数合わせるの忘れてました。申し訳ないです。ご指摘ありがとうございますm(_ _)m (2022年3月14日 22時) (
レス) @page22 id: 2eef74703c (このIDを非表示/違反報告)
ナミビア - 多分間違いだと思うんですけど、生徒21人です 違ったらごめんなさい (2022年3月14日 22時) (レス) @page22 id: 3abde72bc3 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - 曼珠沙華さん» コメントありがとうございます。とても長い間でしたが待って頂き本当に感謝です(´ｰ｀)更新遅めですが引き続きよろしくお願いします (2020年1月13日 19時) (レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
曼珠沙華 - 待ってました。お帰りなさい。更新楽しみに待ってます。頑張ってください。 (2020年1月13日 3時) (レス) id: 71b573304c (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - 米煎餅さん» コメントありがとうございます.......！ゆっくり更新になるとは思いますが引き続き楽しく読んでいただけると嬉しいです(´ｰ｀) (2019年11月10日 22時) (レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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