２３１話 ページ37
考えられる可能性はそれしかなかった。けれど相手の個性なのか、それとも銃弾自体に何か細工がしてあるのか？考えようと思考を巡らすも、追っていった鋭児郎が気がかりで混乱を招くばかりだった
｢待て！早まんな！！下手に追うと噛まれんぞ！！サンイーター！無事ならここ任すぞ！すぐに他のヒーローが来る。協力しろ！｣
｢無事だけど！個性が発動しない！｣
｢！？イレイザーでも居んのか……｣
『私も個性が発動できません』
｢Aさんも！？｣
『おそらくは銃弾のせいかと……』
インターン初日。個性が使えない最悪な始まりで幕を開けた
切島side
ファットガムや天喰先輩の静止を押し切り逃げていった男を追いかける俺
『(俺のせいで……っ)』
俺のせいでAが撃たれた。それだけじゃない。天喰先輩もあの時、Aが前に出たように咄嗟の動きが取れていたらみんなを守れていたのかもしれない
『そっちが逃げんな！！せめてな！仲間助ける姿勢貫けよ！』
｢どこにキレてんねん！！｣
『人撃っといて、自分だけ逃げるなんて漢らしくねぇーよ！』
どんどん追い詰めて行き、行き止まりへと着く
『行き止まりだ！観念しろー！！』
｢やっかましいぃ！！！｣
相手の男は自らの個性を使い俺に攻撃を仕掛けてきた。それを硬化で防ぎ、ぶん殴る
『
殴った勢いで飛んで行った男。勿論加減はしたため死んではいない
『加減はした。大人しく捕まろうぜ！鉄砲野郎』
そう言った直後、男から啜り泣くような声が聞こえた
『え？泣いてる！？』
｢ズルやで……こちとら刃渡り10cm以下の刃が飛び出るだけの個性やぞ……っ。カッターナイフと同じくらいやぞっズルやん……っそら、兄貴助けたい思たわ、ほんま！でも怖いやん！後ろから撃った勇気褒めろやぁ！！｣
涙を流しながら訴える鉄砲男。まさかのことに俺も動揺し近くへと駆け寄り言葉を紡ぐ
『やだよ、でもそんなべそかいて怖いって言うなら、悪いことに加担するなよ……』
ゆっくりと男に手を貸し立たせる
『ほら、立てるか？』
｢強い男になりたかったんや……っ｣
そんな風に話す男。その気持ちは分からないくもなかった
『その気持ちは俺も分かるけどよ……』
｢兄貴らに着いていけば。力を貰えるんや｣
この時に異変に気づくべきだった。もっと慎重になるべきだとAのように
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無気力boy(プロフ) - ナミビアさん» コメントありがとうございます。普通に夢主の数合わせるの忘れてました。申し訳ないです。ご指摘ありがとうございますm(_ _)m (2022年3月14日 22時) (
レス) @page22 id: 2eef74703c (このIDを非表示/違反報告)
ナミビア - 多分間違いだと思うんですけど、生徒21人です 違ったらごめんなさい (2022年3月14日 22時) (レス) @page22 id: 3abde72bc3 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - 曼珠沙華さん» コメントありがとうございます。とても長い間でしたが待って頂き本当に感謝です(´ｰ｀)更新遅めですが引き続きよろしくお願いします (2020年1月13日 19時) (レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
曼珠沙華 - 待ってました。お帰りなさい。更新楽しみに待ってます。頑張ってください。 (2020年1月13日 3時) (レス) id: 71b573304c (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - 米煎餅さん» コメントありがとうございます.......！ゆっくり更新になるとは思いますが引き続き楽しく読んでいただけると嬉しいです(´ｰ｀) (2019年11月10日 22時) (レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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