２１４話 ページ17
「いや、しかし危なかったんだよねー」
そのあとの言葉を遮るように波動さんは話す
「誰か面白い子居た？気になるの！ふっしぎー」
『(気になる子か……)』
「最後列の人間から倒していく、俺の対敵基本戦法だ。不断の問題児くん。俺の初手を分析し予測立てた行動だった……サーが好きそうだ！」
ミリオは嬉しそうにそう言った
「環も考えてるみたいだけど気に入った子でもいたのかなー？」
『うぇ！……いや……』
気になるっていうか……
『その……Aさん「Aちゃんーー？」あ……いやその……』
「Aちゃんもふっしぎー！だよねー」
『ミリオに勝ってないけど……その、戦闘自体を封じたというか……』
「そうだよねー。それは俺も驚いたよー」
「でもー？通形、Aちゃんが最初から飛べるって知ってたら、どうだった？」
「そりゃまー勝てたかもねー」
『……』
空が飛べるのを知っていたら確実にミリオが勝っていた
『(そういうことより……)』
ミリオの気に入ってるとは少し違うけど
1年生の子達が復活するまでの間談笑してた時
「桐生さん。轟くんのこと名前で呼んでるんだねー？付き合ってるの？二人は」
「！」
『波動さん……デリカシーというか、あんまりそういうのは……』
「違うよ……ますよ」
「ふっしぎー！名前で呼んでるんだねー！ねぇねぇ！私も名前で呼んでもいいの？」
「はい、むしろ名前で呼んでほしいです」
桐生さん曰く、先輩後輩や上下関係が好きじゃないらしく、だからみんな名前呼び、呼ばれているらしい
「じゃあAちゃんだね！」
「はい」
「Aちゃんも呼んでよ！」
「ねじれ先輩」
「うわぁー後輩みたいだねー！」
『いや、後輩だよ波動さん』
「それは俺たちも呼んでも？」
「はい。是非」
「じゃあAさんだよねーね、環」
『え……』
「天喰くんは呼んであげないのー？」
『あ……う……』
「無理強いはしないです」
『えっと……その……A……さん』
女の子を名前で呼ぶことなんてないから少し照れてしまう
「はい……環先輩」
少し笑った桐生さ……じゃなかったAさん
何故だろうか、その後も談笑を続けていたけど
『(何故か緊張しなかったんだよね……)』
俺が彼女を気に入ってる……とは違うかもしれないけど
何故か緊張しない、話しやすかった
『(彼女の雰囲気がそうさせるのか……)』
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無気力boy(プロフ) - ナミビアさん» コメントありがとうございます。普通に夢主の数合わせるの忘れてました。申し訳ないです。ご指摘ありがとうございますm(_ _)m (2022年3月14日 22時) (
レス) @page22 id: 2eef74703c (このIDを非表示/違反報告)
ナミビア - 多分間違いだと思うんですけど、生徒21人です 違ったらごめんなさい (2022年3月14日 22時) (レス) @page22 id: 3abde72bc3 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - 曼珠沙華さん» コメントありがとうございます。とても長い間でしたが待って頂き本当に感謝です(´ｰ｀)更新遅めですが引き続きよろしくお願いします (2020年1月13日 19時) (レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
曼珠沙華 - 待ってました。お帰りなさい。更新楽しみに待ってます。頑張ってください。 (2020年1月13日 3時) (レス) id: 71b573304c (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - 米煎餅さん» コメントありがとうございます.......！ゆっくり更新になるとは思いますが引き続き楽しく読んでいただけると嬉しいです(´ｰ｀) (2019年11月10日 22時) (レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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