２１３話 ページ16
「そ、案の定俺は遅れた。ビリッケツまであっという間に落っこちた。服も落ちた。この個性で上に行くには遅れだけは取っちゃダメだった。予測！周囲よりも早く！時に欺く！何より予測が必要だった。そしてその予測を可能にするのは経験！経験則から予測を立てる、長くなったけれどこれが手合わせの理由、言葉よりも経験で伝えたかった。インターンにおいて我々はお客ではなく、一人のサイドキック、プロとして扱われるんだよね。それはとても恐ろしいよ、プロの現場では時に人の死にも立ち会う」
『(人の死……)』
「けれども、怖い思いも辛い思いも、全てが学校じゃ手に入らない一千級の経験！俺はインターンで得た経験を力に変えて！トップを掴んだ！ので、怖くてもやるべきだと思うよ！1年生！」
拍手が喝采する
『(プロと同格……)』
兄さんに一歩近づける……怖いなんて思わない
『(ただただ、楽しみで仕方ない)』
「そういえば桐生さんだけ僕らがお腹抑えてた時普通にしてたけど……」
『……』
「あ、桐生さんはあいこだったからね」
「は？」
「空飛ばれちゃってさ、さすがに空は飛べないよね」
「それズルじゃね？」
『戦略的撤退だし』
「おやおや？ズルですか？Aさーん？」
「何も出来ず倒れてたやつがこいつにとやかく言う権利はないぞ」
「う……」
相澤先生が話す
「戦略的撤退、逃げかもしれないが、良く言えば自分と相手の実力差を分かった上で、考えて、策に転じた。そこはお前らとの判断力の差だな。今回の場合よろしいとは言えないがな」
最後を強調され言われる
「でも、Aが最初から負けを認めたって事だよね？」
『うん……あの人は無理だって。よく分かんないけど野生の勘？っていうものなのか、脳が警告してたから』
「……そういうことはプロの中でもある。直感的に相手との実力差が分かってしまうことが」
オールマイトやオール・フォー・ワンと呼ばれていたあの人……あの人が出てきた瞬間動けなくなった。恐怖を目の前にした
「戦略的撤退も一つの策だが、巨悪に立ち向かっていくのがヒーローだ。しかも今回は手合わせという形だ。戦略的撤退は趣旨から外れているぞ桐生」
『……』
分かってるって
「そろそろ戻るぞー挨拶」
「「ありがとうございました！」」
『……』
……
天喰side
「ねぇーねぇー無駄に怪我させたと知らなかったでしょ？全員怪我無しでー偉いなーと思ったの今」
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無気力boy(プロフ) - ナミビアさん» コメントありがとうございます。普通に夢主の数合わせるの忘れてました。申し訳ないです。ご指摘ありがとうございますm(_ _)m (2022年3月14日 22時) (
レス) @page22 id: 2eef74703c (このIDを非表示/違反報告)
ナミビア - 多分間違いだと思うんですけど、生徒21人です 違ったらごめんなさい (2022年3月14日 22時) (レス) @page22 id: 3abde72bc3 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - 曼珠沙華さん» コメントありがとうございます。とても長い間でしたが待って頂き本当に感謝です(´ｰ｀)更新遅めですが引き続きよろしくお願いします (2020年1月13日 19時) (レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
曼珠沙華 - 待ってました。お帰りなさい。更新楽しみに待ってます。頑張ってください。 (2020年1月13日 3時) (レス) id: 71b573304c (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - 米煎餅さん» コメントありがとうございます.......！ゆっくり更新になるとは思いますが引き続き楽しく読んでいただけると嬉しいです(´ｰ｀) (2019年11月10日 22時) (レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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