１６７話 ページ9
何やら後ろの方ではサポート科の子が作った作品で出久達が実験されているようだ
私は巻き込まれたくないので、そんなに出久達を無視して、パワーローダー先生にコスチュームのことについて話し合う
『かなり大幅にコスチューム変更するつもりなんですけど』
「そうなると依頼する形だな。君の個性はパワー型、サポート型と色々と応用が効く個性だったな」
『はい』
「あと体育祭で見せた、あの技のためか」
『はい、あれを使うとなると今のコスチュームでも大丈夫なんですけど、少し改良した方がいいかと』
「確かにそうだな。でも大幅にコスチューム変更とは？」
『実は……』
私はパワーローダー先生にこれからする必殺技についてのことを話した
「なるほど……だから大幅に改良ね」
『はい』
「まぁ、今のコスチュームを見る限り、君がその時いかに適当だったか分かるね」
『……』
「そうなると完全にデザインも変えていく感じか？」
『はい……でも適当になりそうなので、誰かそういうのに向いてる人に考えてもらえないかと』
恐らく、またコスチュームをデザインするとなると適当になるだろう
「うーん……デザインとなるとミッドナイト先生に頼むといい」
『え”……』
あの人に……？私の頭にはミッドナイト先生の奇抜なコスチュームが浮かんだ
「女性であればミッドナイト先生しか居ないからなー、俺には女のコスチュームのデザインなんてできないしな」
確かに……ミッドナイト先生以外にそういうのが出来そうな先生を思い浮かべてみるものも誰も居なかった
『……そうしてみます』
意を決してミッドナイト先生に頼むことにした
『(絶対露出控えめでと念を押さないと)』
あんな過激なコスチュームは無理
「じゃあ、またコスチュームの図案が出来たら持ってきてくれ」
『はい』
騒がしい教室から私は出た
……
『ミッドナイト先生』
「あら？桐生さんどうしたの？」
『コスチューム変更でデザインを考えるのを手伝ってほしいんですけど……』
「！……そういうことならまっかせなさーい！！」
ミッドナイト先生はすごく嬉しそうにそう言った
「あんたを目立ちやすく、可愛く改造してあげるわ！！」
『いや……目立たなくていい……「ほら空き教室行くわよ！！」』
ミッドナイト先生の勢いに押され、私は空き教室へと向かった
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無気力boy(プロフ) - あかねさん» コメントありがとうございます。シスコンですね。そのまま続けて書いてたので気づかなかったです。ご指摘ありがとうございます (2020年2月27日 18時) (
レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 163のところお兄さんからすると妹なのでシスコンなのでは…と思いました。面白くて楽しませてもらってます！頑張ってください！ (2020年2月26日 15時) (レス) id: 110b716f36 (このIDを非表示/違反報告)
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