１６６話 ページ8
｢突然の爆発失礼いたしました！お久しぶりですね！ヒーロー科のー……えー……全員お名前忘れました！」
「み、緑谷い……出久」
『出久？』
「ご、ごめんなさい！！！」
『いや……』
出久が狼狽えている、女の子が上に覆いかぶさったからなのかもしれないけど、それならなんで私にもこんな態度……？
「(背中になんか柔らかい感触が当たったとか言えない！！！)」
「飯田天哉だ！体育祭トーナメントにて君が広告とうに利用した！男だ！！」
「なるほど！では、私BABYの開発で忙しいので｣
「あ、あ、ちょ……あの！コスチューム改良の件パワーローダー先生に相談があるんだけど！」
「コスチューム改良！？興味あります！」
『(騒がしい……)』
「発目！｣
「へ？」
「寮生になって工房に入り浸るのはいいけど、これ以上荒らしっぱなしのままだと出禁にするぞー？くけけ」
「あ、あの……」
「イレイザーヘッドから聞いてる。必殺技に伴うコス変の件だろ？入りな」
中に入ると、まさに何か研究してるって感じの色々とよく分からないものが置かれた部屋だった
「うわぁ……秘密基地みたいだ」
「じゃあコスチュームの説明書見せて、ケースに同封されてたものがあるでしょ？」
『これ……』
「了解。コスチュームの制作会社のライセンス持ってるからそれを見ていじれる所はいじるよ、小さい改良、修繕ならここを変更しましたってデザイン事務所に報告すれば手続きしといてくれるが、大きい改良となるとこちらで申請書作成してデザイン事務所に依頼する形になる。んで、改良したコスチュームを国に審査してもらって許可が出たらこちらに戻ってくる。ま、ウチと提携してる事務所は超一流だから、だいたい三日後くらいには戻ってくるよ」
「あの、僕は腕の人体への負担を軽減できないかと思って……そういうのって可能ですか？」
「あー緑谷くんは……拳や腕で戦うスタイルだったね。そういうことならちょっといじれば直ぐにでも可能だよ」
「！」
「やったね！デクくん！」
「うん！……うぇ？」
出久にピッタリとくっついて何かしているサポート科の女の子
「あ……ああ……っ」
「ハイハイ……なるほど……」
「！発目さん……っ！何を……？」
お茶子もその様子を見て顔を青ざめる
「体に触れてるんですよーはいはい、見た目よりがっしりしてますねー」
「あぁぁぁぁぁ！！」
「いいでしょう！そんなあなたには……」
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無気力boy(プロフ) - あかねさん» コメントありがとうございます。シスコンですね。そのまま続けて書いてたので気づかなかったです。ご指摘ありがとうございます (2020年2月27日 18時) (
レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 163のところお兄さんからすると妹なのでシスコンなのでは…と思いました。面白くて楽しませてもらってます！頑張ってください！ (2020年2月26日 15時) (レス) id: 110b716f36 (このIDを非表示/違反報告)
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