１９３話 ページ36
蹴りあげそしてかっちゃんに振り落とす
「っ！」
『君を！追いかけていたんだ！！』
僕自身も想定外のスピード
常時５%から８%……決して激的な変化じゃない
しかしその僅かな差がかっちゃんを一瞬
爆豪side
「君を！追いかけていたんだ！！」
『(追い越したってか！！)』
火力を上げデクにぶつかる、デクも同じで力を出しぶつかってくる
『「らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！」』
蹴る、殴る、避けるの攻防
『(間に合わなかった！！)』
どちらも吹き飛ばされ、また両者とも距離が開く
『(急に上がりやが……)！！』
「こんなもんかぁぁよ！！！！」
『あぁぁぁぁ！！！！』
緑谷side
これはさすがに気持ち悪いから君には言えないままだけど……
「勝って……越えたいんじゃないか！！馬鹿野郎！！」
助けたいって気持ちより、勝たなきゃって気持ちが強い時……
僕はうっかり口が悪くなってしまうんだ
そんなとこ、むしろ嫌いな部分なはずなのに……やっぱり僕の中で
勝利のイメージが君になってるんだ
「(空中じゃ俺に分がある！)」
『(意味もなく飛んだわけじゃない、かっちゃんの頭にはシュートスタイルが強く刷り込まれた！)』
君の発散の限界に付き合うほど、僕はお人好しじゃない！
シュートスタイルは腕を酷使しないための戦い方、５%なら使えないとは言ってない！！
「！！」
『(勝利の権化である君に！勝ちたい！！)』
腕にフルカウルを纏い、かっちゃんの顔に1発入る
「！！」
「次は君だ」
僕を選んでくれたオールマイトに！応えるために！！
「あぁぁ！！」
「いつかこの個性がちゃんと自分のものにしてみせたら、僕の力で君を超えるよ」
「！負けるかよ！！！！」
かっちゃんは拳をくらいながらも僕の腕を引っ張りそして形成は逆転……僕はかっちゃんの下になり、高火力の爆破を受け、叩きつけられた
「『はぁ……はぁ……はぁ……』」
爆豪side
デクに殴られたものも、マウントを取り、締め上げる
『俺の……勝ちだ』
息切れが止まらない
『オールマイトの力……そんな力持ってても……っ！自分のもんにしても……っ！俺に負けてんじゃねーか』
途切れ途切れになる言葉
『なぁ……！……何で負けとんだ……っ！』
「そこまでにしよう二人とも、悪いが聞かせてもらったよ」
『！……オール』
「マイト……」
オールマイトが現れた
「気づいてやれなくて……ごめん」
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無気力boy(プロフ) - あかねさん» コメントありがとうございます。シスコンですね。そのまま続けて書いてたので気づかなかったです。ご指摘ありがとうございます (2020年2月27日 18時) (
レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 163のところお兄さんからすると妹なのでシスコンなのでは…と思いました。面白くて楽しませてもらってます！頑張ってください！ (2020年2月26日 15時) (レス) id: 110b716f36 (このIDを非表示/違反報告)
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