１９２話 ページ35
攻撃を仕掛けようと僕の方に向かってくるがそれを避ける。どう戦おうと考えようとするが、かっちゃんは考えさせる隙を与えてくれない
『(着地まで距離を詰められる！まずい！)』
手を弾いて
なんとか攻撃を避けるが後ろに回り込まれる
『！』
「らっ！！」
そしてそのまま僕のみぞおちに重たい1発が入る
『っ！！』
そして飛ばされ打ち付けられた。けど休む暇なんかかっちゃんが与えてくれるはずもなく直ぐにまた攻撃を仕掛けてくる
『(息付く暇もない！)』
「っ！！」
かっちゃんに腕を捕まれ投げ飛ばされる
『っうわっ！』
動きを予測して行動を決める僕のやり方じゃ間に合わない……！
見てから動ける反応の速さ……以前より磨きがかかってる
『当たり前だけど……強くなってる！』
「何笑ってんだ！！」
向かってくるかっちゃんを間一髪で避ける
「サンドバッグにならねぇんじゃなねぇーのかよ！！」
『ならない！！』
「どうせまた何か企んでんな……」
僕も攻撃を仕掛けようとかっちゃんの方へ走っていく
『なっ！』
その瞬間眩しい光が僕の視界を遮った
「そういうのが気色悪かったんだ！！」
閃光弾のようなかっちゃんの技に怯んだ隙にかっちゃんは僕の頭を押し込み、爆破し僕は空中へと飛ばされた
「何考えてるか分からねぇ……」
『！』
「どんだけぶっ叩いても張り付いてきやがって！何もねぇ野郎だったくせに！破綻したような目で見てきやがって……！！」
『！！』
「まるで全部見下ろしてるような……っ！本気で俺を追い抜いていくつもりのその態度が！目障りなんだよ……っ！！」
かっちゃんの叫びが響き渡る
『(そんな……ふうに……思ってたのか)そりゃ普通は馬鹿にされ続けたら、関わりたくなくなると思うよ……でも！』
拳に力が入る……
『前にも言ったように……っ！何も無かったからこそ……嫌なところと同じくらい！君の凄さが鮮烈だったんだよ！……僕にないものを沢山持っていた君は！』
「！」
『オールマイトよりも身近な凄い人だったんだ！！！』
フルカウルで突撃していく
感情が高ぶって、少しコントロールが乱れた
もうずっとフルカウル状態は５%の力を意識していた
自分の力がどれだけ鍛えられたかなんて
案外自分じゃ気づかない
「(間に合わねぇ！ガード！！)」
全身常時身体許容上限８%
「君が凄いと思っていたから……だから！ずっと！」
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無気力boy(プロフ) - あかねさん» コメントありがとうございます。シスコンですね。そのまま続けて書いてたので気づかなかったです。ご指摘ありがとうございます (2020年2月27日 18時) (
レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 163のところお兄さんからすると妹なのでシスコンなのでは…と思いました。面白くて楽しませてもらってます！頑張ってください！ (2020年2月26日 15時) (レス) id: 110b716f36 (このIDを非表示/違反報告)
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