１７６話 ページ18
そう思った瞬間、会場の天井が開き初め、光が入る。そして完全に壁が無くなった状態になる
「各々、苦手な地形、好きな地形、あると思います。自分の個性を活かして頑張ってくださーい。一応地形公開はあれするって配慮です。ま、無駄です、こんなもののせいで睡眠が……私がなるべく早く休めるようスピーディな展開を期待していまーす」
……
そして始まる試験
『(チーム戦ってのがセオリーだと思う)』
多分出久もそう思ってる
「みんな！あまり離れず固まって動こう！」
「うん！」
「そうだな！」
『(でも……)』
悪いけど今回はその案降りさせてもらうよ
「ふざけ、遠足じゃねーんだよ！」
「おい！馬鹿馬鹿！待て！」
「かっちゃん……」
「切島くん！」
「俺も抜けさせてもらう」
「！」
「大所帯じゃかえって力が発揮できねぇ」
「轟くん！」
『ごめん私も』
「え！Aちゃん！？」
『焦凍と同じ、力発揮できないし、出久の案はセオリーだと思うけど』
相手は対策してるわけだし、チーム戦だと返って不利かもしれない。チーム戦、単体、どっちに勝機が転ぶかは分からないけど私は自分の考えに賭ける
『そういう事だから』
そう言って私はその場を去る
「Aさん！」
「時間ねーよ行こう！」
「う、うん！」
……
さぁ……どうしようか
『(出来れば対一がいいんだけど)』
「一人で居るなんて」
『！』
「余裕そうだな！雄英！」
『……』
見つけた……悪いけど
『(実験対象になってもらうよ)』
自分では気づいていなかったが、その時の私の顔はまるで獣のような顔をしていたらしい
……
「ははっ！その程度か！」
『……』
今私の腕は封じられている
『いい個性だね』
「ありがとよ！」
そう言って輪を投げてくる彼
個性【輪投げ】
体から輪を製造し投げる。大きさ、強度は変えられるようだ。その輪に捕まればそのまま自身の体へと密着し拘束する
「アンタの個性は分かりきってんだよ！
『よく研究してるね』
「そりゃな！！」
そう言ってまた輪を投げてくる
それを
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無気力boy(プロフ) - あかねさん» コメントありがとうございます。シスコンですね。そのまま続けて書いてたので気づかなかったです。ご指摘ありがとうございます (2020年2月27日 18時) (
レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 163のところお兄さんからすると妹なのでシスコンなのでは…と思いました。面白くて楽しませてもらってます！頑張ってください！ (2020年2月26日 15時) (レス) id: 110b716f36 (このIDを非表示/違反報告)
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