１７１話 ページ13
「ゲロっちまいなー？自白した方が罪軽くなんだよ？｣
「違うよ！ほんとに！私そういうのほんと分からんし」
「無理に詮索するのは良くないわ」
「えぇ、それより明日も早いですしもうおやすみしましょ」
「えぇー！やだー！もっと聞きたい！なんでもない話でも強引に恋愛に結びつけたいー！」
「そんなんじゃ……！」
『……？』
お茶子は何かに気づいたようで外を見る
『(
ごめんお茶子
少し気になったので個性を使って聴覚を上げ、音を聞き取る
「こうじゃないな……」
『(出久か)』
やっぱりお茶子は出久のこと……前々から少し思ってたけど、お茶子は否定してるし、あんまり人の色恋沙汰に首を突っ込むのも野暮だし
「Aちゃんはさー」
『？』
「どうなの？」
『何が？』
「恋！誰か好きな人居ないの！？」
お茶子から標的が切り替わり、私に向けられた
「少し気になりますわね」
『百……』
百まで興味津々で聞いてくる
「Aさんはそういうことに興味がなさそうですので、つい、気になって……」
『それが答えだよ百』
「えぇー！だってさ爆豪と仲良いし！」
『勝己は私の世話係みたいなものだよ。お母さんみたいな』
「切島は？」
『鋭児郎は勝己と一緒』
「轟さんとも仲いいですわね」
「家にも行ったし、家族公認だもんね！」
『家族公認っていうのはよく分からないけど、焦凍は気をかけてくれるだけだよ』
「でも気をかけるんだからAちゃんのこと気になってるんだよ！」
『……』
ただ、職場体験で仲良くなったってだけだと思うけど
「B組の物間くんだっけ？その子は？」
「今日抱きしめられてたしね！」
『寧人は心配してくれただけだよ』
「普通科の子とも仲良さげだったわね」
『人使は友達第1号だよ』
「そう考えるとAちゃんってすごく好かれるね！」
『そう？』
「うん！だってAちゃん好きだもん！」
「ウチも！」
「私もですわ！」
「ウチも」
『……私もみんな事好き』
「「Aちゃん！」｣
三奈や透、お茶子が抱きついてくる。そして百と梅雨ちゃんと響香はそれを傍らから楽しそうに見ている
『(幸せだな……)』
こんなふうになるなんて昔の自分は思ってもみなかっただろう。でも雄英に来て本当に良かった。みんなに会えて本当に
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無気力boy(プロフ) - あかねさん» コメントありがとうございます。シスコンですね。そのまま続けて書いてたので気づかなかったです。ご指摘ありがとうございます (2020年2月27日 18時) (
レス) id: aded513bd5 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 163のところお兄さんからすると妹なのでシスコンなのでは…と思いました。面白くて楽しませてもらってます！頑張ってください！ (2020年2月26日 15時) (レス) id: 110b716f36 (このIDを非表示/違反報告)
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