８５話 ページ7
『うん、私も兄さんに憧れてヒーロー目指すようになったから』
「そうなのか！奇遇だな」
『うん、だから似てる私達』
「！……あぁ、似たもの同士なのかもな！」
それから3人で話した。ヒーローのことや学校のこと、自身のこと色々と話した。出久はヒーローの話になるとすごい勢いで話してきた。よっぽどヒーローが好きなんだな……と思った
『もう帰るね』
「あぁ！」
「ありがとうAさん｣
出久も名前呼びになれたようだ
「A」
『ん？』
「クソ親父の言うことは無視しろ」
『さすがに無理だよ』
お世話になっている人を無視するなんてできるわけないじゃん……焦凍は何かブツブツ呟いているが、私はそのまま病室を後にした
『(楽しかったな……)』
こうやって友達と話すのってこんなにも楽しいんだ……友達というものはどこでなるのかは、分からないが、天哉が友達と言ってくれたから私は勝手に3人を友達と認識している
『(早く良くなればいいな)』
帰り道、そんなことを思いながら私は轟家へと戻った
その後、焦凍が職場体験に復帰したのは次の日だった……
……
あっという間に職場体験は終わった。エンデヴァーさんから色々な事を教わり、とても充実した1週間だった
学校に来ると衝撃的な光景があった
「「まじか！まじか！爆豪！」」
そう言って笑う2人……
『……』
そういう私も体を震わせ笑うのを必死に堪えている
「笑うな！」
そう叫ぶのは勝己……
「クセついちまって洗っても直んねーんだ！おい、笑うなぶっ殺すぞ」
勝己の頭は見事に八二になっている
『(何があったんだろ……)』
直視できない……してしまうと笑ってしまうからだ
「やってみろや八二坊や！」
「何だとこら！！」
そう言った表紙にBOMと言う効果音がつく勢いで勝己の髪は元に戻った
「「戻ったー！！」」
『(ダメだ……面白い)』
「1番大変だったのはお前ら3人と桐生だよな」
そう言われ私は黄色くんの方を向く
「そうそう、ヒーロー殺し！」
「命あって何よりだぜ、まじでさ」
「心配しましたわ」
そう言って次々に集まってくる
「エンデヴァーが助けてくれたんだってな」
『(そっか……)』
世間じゃエンデヴァーさんがやったことになってるもんね……実際の事実をしているのはこの中で私と焦凍と天哉、出久だけなのだ
「大丈夫だったんか」
勝己が話しかけてきた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 867人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
無気力boy(プロフ) - ともえさん» コメントありがとうございますorご指摘ありがとうございますm(*_ _)m今後とも誤字ありすぎで酷いかも思われますが今後ともよろしくお願いします(*´ｰ｀) (2018年9月25日 23時) (
レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ともえ(プロフ) - 面白かったです！21ページの林間が臨海になってます (2018年9月25日 21時) (レス) id: 3030554e8b (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - ニャル猫さん» 楽しみにしてますね(*´ｰ｀) (2018年8月9日 16時) (レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ニャル猫 - ありがとうございます。弐のインターン編のはオリジナルでヒロバトに出てくるヒロアカ原作者のヒロアカ前の漫画元に作られたヴィランとの話にする予定です。 (2018年8月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 4d7df88368 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - ニャル猫さん» 僕自身一時期都市伝説や怪異を漁ってた時期があったんですが、全く知らない都市伝説とか出てきてこんな都市伝説とか怪異居たんだ……とすごく勉強(？)になりました。話も面白かったです！引き続き更新頑張ってくださいm(*_ _)m (2018年8月9日 14時) (レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
