８３話 ページ5
「やつは憎いが、やつの言葉は事実だった。だから俺が本物のヒーローになるまでこの左手は残そうと思う」
「飯田……」
「飯田くん僕も同じだ！……一緒に強くなろうね」
「何か……悪ぃ」
「え、何が？」
「俺が関わると手がダメになるみたいな感じになってる……呪いか」
そう、焦凍が言うと二人とも笑った
「轟くんも冗談言ったりするんだね」
「冗談じゃねぇ……ハンドクラッシャー的存在に」
「「ははっはっ！ハンドクラッシャー」」
そう言ってまた2人は笑った
「あ、桐生さん……ごめん僕達だけで何か盛り上がって」
『別に』
「桐生くん？何か怒って『怒ってない』怒ってるではないか！」
「お前昨日からそうだったよな」
『……うん、怒ってる』
「「！……」」
「怒らしたようなら謝る」
「ごめんね桐生さん！」
『何で怒ってるか分かる？』
「「いや……分かりません」」
『……』
私はため息をつき、そして2人の方へと寄るそして抱きしめた
「「な！！」」
「なっ……！」
『心配したから怒ってるんだよ』
「桐生くん……」
『メガネくんは「メガネくん！？」もっと頼るべきだった』
「桐生くん」
『緑くんも気にかけてくれてたのに自分のことしか見えなくなってて』
「あぁ……すまない」
『緑くんは』
「は……はい！」
『君は後先考えなさすぎ、いっつも突っ込んでく』
「うっ……」
『それは君のいい所かもしれないけど、周りを心配させるから悪いところでもあるよ』
「ご、ごめん……」
『焦凍』
「！……」
ピクっと体を動かした焦凍
『近くに居たのに何で言ってくれなかったの』
「すまねぇ……」
『3人とも反省すべきは己じゃなくて、みんなに謝るべきだよ』
「「うっ……」」
『心配したんだから……』
こんなに心配するなんて、USJ事件以来、すごく焦った。もし大怪我したり、命に関わるようなことになったらって
『私は……もう誰かが傷つく所を見たくない』
あの日の事……あれは私が傷つけてしまった。それは私じゃなくても同じ、仲間が傷つけられるのは悲しいし辛い
『今度は何かあったらちゃんと言って』
「ごめん、桐生さん」
「すまなかった。こんなにも心配してくれる友が居るのに俺は……」
「悪ぃA」
『……もういいよ。無事ならそれでいい』
「少し思ったんだけど」
『……？』
「桐生さん、轟くんのこと名前で呼んでる」
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無気力boy(プロフ) - ともえさん» コメントありがとうございますorご指摘ありがとうございますm(*_ _)m今後とも誤字ありすぎで酷いかも思われますが今後ともよろしくお願いします(*´ｰ｀) (2018年9月25日 23時) (
レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ともえ(プロフ) - 面白かったです！21ページの林間が臨海になってます (2018年9月25日 21時) (レス) id: 3030554e8b (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - ニャル猫さん» 楽しみにしてますね(*´ｰ｀) (2018年8月9日 16時) (レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ニャル猫 - ありがとうございます。弐のインターン編のはオリジナルでヒロバトに出てくるヒロアカ原作者のヒロアカ前の漫画元に作られたヴィランとの話にする予定です。 (2018年8月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 4d7df88368 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - ニャル猫さん» 僕自身一時期都市伝説や怪異を漁ってた時期があったんですが、全く知らない都市伝説とか出てきてこんな都市伝説とか怪異居たんだ……とすごく勉強(？)になりました。話も面白かったです！引き続き更新頑張ってくださいm(*_ _)m (2018年8月9日 14時) (レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
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