８２話 ページ4
『誰かが動かなければ変われない……』
「え？」
零れた言葉
誰かが動かなければ変われない……もしかしたら私の求めるヒーロー、なりたいヒーローは彼に少し近いのかもしれない
「俺を殺していいのは……！」
そう、彼を殺していい本当のヒーロー
「本物のヒーロー！オールマイトだけだぁぁぁ！！」
『……』
圧倒される……それくらいに強い意志
「気を……失っている？」
彼は立ったまま気を失った
『ヒーロー殺しか……』
彼は、ただこの世界を変えたかったそれだけなんだろう……
こうして保須事件は幕を閉じた
……
翌日
私は焦凍達の見舞いに病院へと向かう。一応職場体験は続いているが、エンデヴァーさんに許可をもらった
『……』
病院へと着く、病室の場所を聞き彼らの所へと向かう
『ここか……』
入ろうと扉を開けようとするが中に誰か居るようで声が聞こえる
『……』
処罰がどうとかいう話である
『(そりゃそっか……)』
一応個性の使用は禁止だし、多分3人ともヒーロー殺しと相手をするのに使ったんだろ
『(公表しない……ね)』
確かに公表しなければ処罰もないし、それが1番ベストだろう、彼らがリスクを冒してまでやった意味が無くなってしまうような気がするが……仕方ない
『……っ！』
突然扉が開き驚く
「おっとすまない」
『(犬……)』
「おぉ、見舞いか？」
『はい』
「飯田くん、お見舞いだよ」
「見舞い？」
ヒーローはそう言って去っていった
『……』
病室に顔を覗かせ皆を見る
「桐生くん！」
『お見舞いに来た』
そう言って中へと入る
彼らには包帯が巻いてあって何とも痛々しかった
『これりんご置いとく』
「ありがとう桐生さん」
『……3人とも大丈夫なの？』
「今診察終わったところだ」
「左手……」
『！……』
「後遺症が残るそうだ」
「こう……いしょう」
「両腕ボロボロにされたが特に左のダメージが大きかったらしくてな、腕神経叢という箇所をやられたようだ。といっても手指の動かしずらさと多少の痺れくらいのものらしく、手術で神経移植をすれば治る可能性もあるらしい」
『……』
「ヒーロー殺しを見つけた時何も考えられなくなった。まずマニュアルさんに伝えるべきだった。なのに怒りで我を忘れてしまった」
『(メガネくん……)』
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無気力boy(プロフ) - ともえさん» コメントありがとうございますorご指摘ありがとうございますm(*_ _)m今後とも誤字ありすぎで酷いかも思われますが今後ともよろしくお願いします(*´ｰ｀) (2018年9月25日 23時) (
レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ともえ(プロフ) - 面白かったです！21ページの林間が臨海になってます (2018年9月25日 21時) (レス) id: 3030554e8b (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - ニャル猫さん» 楽しみにしてますね(*´ｰ｀) (2018年8月9日 16時) (レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ニャル猫 - ありがとうございます。弐のインターン編のはオリジナルでヒロバトに出てくるヒロアカ原作者のヒロアカ前の漫画元に作られたヴィランとの話にする予定です。 (2018年8月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 4d7df88368 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - ニャル猫さん» 僕自身一時期都市伝説や怪異を漁ってた時期があったんですが、全く知らない都市伝説とか出てきてこんな都市伝説とか怪異居たんだ……とすごく勉強(？)になりました。話も面白かったです！引き続き更新頑張ってくださいm(*_ _)m (2018年8月9日 14時) (レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
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