９２話 ページ14
「突飛なことはしないとは思うが……｣
「筆記試験は授業範囲内から出るから、まだ何とかなるけど」
「まだ……なんとかなるんや」
『(お茶子も別に悪い順位じゃないと思うけど……)』
「演習試験……何するんだろう」
「一学期やった事の総合的内容……」
「とだけしか教えてくれないんだもの、相澤先生」
「今までやってきたことって戦闘訓練や救助訓練……後は基礎トレ」
『(まぁ、何が来るか分かんないんだったらあんまり構えても仕方ないと思うけど)』
みんな演習試験のことで頭がいっぱいであった
「うっ！」
出久の頭に誰かの腕が当たる
「あ、ごめん頭大きいから当たってしまった」
「B組の！」
『……誰？』
「えっと……物間くん！よくも」
「君らヒーロー殺しに遭遇したんだってね」
「！」
「体育祭に続いて注目浴びる要素ばかりついてくるよねA組って、ただその注目って決して期待値とかじゃなくてトラブルを引きつける的なものだよね？あー怖い、いつか君たちがよぶトラブルに巻き込まれて僕達にまで被害を呼ぶかもしれないなー疫病神に祟られたみたいに」
『ヒーロー殺しに遭遇したのは不可抗力、それに天哉の事情知らないわけでもないよね』
「何だ君は」
「いいんだAくん！気にしな『天哉が気にしていなくても私が気にする』」
さすがに腹が立った、基本怒ったりはしない体力の無駄だし疲れるだけだから、でもさすがにこれはイラッとした
『何でA組に突っかかるかは知んないけど、結局そうやって嫌味吐いてんの負け犬の遠吠えみたいでかっこ悪いよ』
「はぁ？」
嫌味たらしい人は少し怒っているようだ。それでも関係ない
『それって自ら自分はA組より下って認めてるんじゃないの？』
「……黙って聞いてりゃ」
「ちょっ！物間くん」
彼は私の方へやってきて、顔を近づけた
「僕らがA組に劣るだって？バカも休み休み言えよ」
『ごめん……残念ながら馬鹿じゃないんだよね』
「そういう事じゃないけど」
ヒーロー科のA組とB組が一触即発していると食堂がざわめく、視線がこちらに集まる
「思い上がってるのはいいけどなそうやって敵と遭遇したってこと以外お前らと僕らの差なんてハナからないんだよ、というか僕たちの方が上だ」
『……』
「何？僕らを見下してんの？悪いけど僕らは君らには負けない。そもそも元から劣っていない」
『……』
「おい何とか……『言えるじゃん』は？」
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無気力boy(プロフ) - ともえさん» コメントありがとうございますorご指摘ありがとうございますm(*_ _)m今後とも誤字ありすぎで酷いかも思われますが今後ともよろしくお願いします(*´ｰ｀) (2018年9月25日 23時) (
レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ともえ(プロフ) - 面白かったです！21ページの林間が臨海になってます (2018年9月25日 21時) (レス) id: 3030554e8b (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - ニャル猫さん» 楽しみにしてますね(*´ｰ｀) (2018年8月9日 16時) (レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ニャル猫 - ありがとうございます。弐のインターン編のはオリジナルでヒロバトに出てくるヒロアカ原作者のヒロアカ前の漫画元に作られたヴィランとの話にする予定です。 (2018年8月9日 16時) (携帯から) (レス) id: 4d7df88368 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - ニャル猫さん» 僕自身一時期都市伝説や怪異を漁ってた時期があったんですが、全く知らない都市伝説とか出てきてこんな都市伝説とか怪異居たんだ……とすごく勉強(？)になりました。話も面白かったです！引き続き更新頑張ってくださいm(*_ _)m (2018年8月9日 14時) (レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
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