１４４話 ページ26
『んじゃこりゃ……！！』
飲み込まれた後、解放されたかと思うとよく分からない場所にいた。Aも俺の腕の中にいる。どうやら大丈夫そうだ
「勝己……？」
『！……大丈夫か』
「うん……」
目を覚ましたようで虚ろな目をしながらも大丈夫だと言うA
「降りるよ……」
『おいフラフラじゃ……！』
フラフラしながらも何とか立つA、そしてその前に人が居ることに気がついた
「悪いね爆豪くん、桐生さん」
『あ”ぁ？？』
「……誰」
その男がそう言った後、俺の時と同じように泥ようなワープゲートが現れた。そして落ちてきたのは
「先生……」
「また失敗したね……弔」
先生と呼ばれたそいつは死柄木の方へと歩みを進める
「でも決してめげてはいけないよ？またやり直せばいい、こうして仲間も取り返した。この子も、そして弔のお気入りもね？君が大切な駒だと判断したからだ……いくらでもやり直せる、そのために僕がいるんだよ、全ては君のためにある」
そう言って手を差し出す男
『っ……』
感じる……こいつはやばいと直感が言う
「……っ」
Aも俺と同じようで、今は体調が最悪なのもあるが、この男のやばさを感じているのか、青ざめた表情をしていた
『(どうすんだ……この状況……っ！)』
緑谷side
敵の大将と思われる、男の登場で体が竦む。あんなにも距離は離れているというのに、あの男の登場によって皆動けなくなった
『(思い出せ！なんのためにここに来た？あの時！体が動かなくて助けられなかったんだろう！怖いから動けないなんて……目の前に居るんだぞ！……僕らにはまだ気づいてない筈だ……じゃなきゃあんな悠長に話してないだろ。かっちゃんとAさんの所まで6、7メートルくらいか……フルカウルで飛べば1秒未満で届く。その後逃げ切れるのか？Aさんも少し様子がおかしいし手負いなのかもしれない……どこへ？皆が危なくなる……どうすれば、作戦を！みんなと！)』
とにかく動かなきゃ！ここで動かなきゃ……何も！
そう思い動こうとしたがその行動は止められた。それは飯田くんの手だった。周りを見ればみんな震えていた
『(一体どうすれば……！)』
そう思った時風を切る音と共にオールマイトが現れた
「全てを返してもらうぞ！オール・フォー・ワン！」
「また僕を殺すか？オールマイト！」
凄い爆風が僕達を襲った
『オールマイトまで！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1023人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
無気力boy(プロフ) - ださん» コメントありがとうございますm(*_ _)mアホ丸出しですねほんと……(汗)ご指摘ありがとうございます(*´ｰ｀) (2018年8月26日 10時) (
レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
だ - 142→ウルシ鎖牢 143→エッジショット ですよー (2018年8月26日 0時) (レス) id: d75a3b5bb8 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - ニャル猫さん» ぜひ！読ませていただきます(*´ｰ｀) (2018年8月11日 21時) (レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
ニャル猫(プロフ) - 無気力boyさん» こちらもゆっくり書いてますので気が向いたらよろしければ (2018年8月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 4d7df88368 (このIDを非表示/違反報告)
無気力boy(プロフ) - ニャル猫さん» コメントありがとうございます(*´ｰ｀自分のペースで更新していきますので今後ともよろしくお願いしますm(*_ _)m (2018年8月11日 21時) (レス) id: 947057a2b9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
