3、不思議な匂い ページ4
夏目said
ふわ、と彼女の薄茶色の髪の毛が揺れた。
なんだか、それはとても綺麗で_______。
おれを見つめた彼女の瞳が揺れる。
「猫、好きなのか？」
思わず口をついて出た言葉に自分でも驚いた。
その言葉に、彼女は少し驚いたような表情を見せた。
？「え、これ猫ちゃんなの？たぬきちゃんじゃなくて…？」
「ふふ、言われてるぞ、先生」
おれは先生を撫でる。先生はふん、と鼻を鳴らした。
？「私、東条、東条A…君は？」
「おれは夏目、夏目貴志だ。よろしく」
東条は微笑む。
だけどなんだかその瞳は、どこか寂しげで…壊れてしまいそうだった。
東条は西村達が言っていた田沼のクラスの転校生で、道に迷っていたらしい。
ここからなら帰れると、急ぐように立ち去っていった。
二「やっばり、七辻屋の饅頭うまいなぁ！」
「食いすぎるなよ、先生」
帰って来て早々に、ニャンコ先生は饅頭を頬張った。
おれは苦笑いする。
二「夏目、あの小娘気をつけろよ」
「えっ、なんでだ先生？」
二「分からんのか夏目、…あの娘、不思議な匂いがするぞ」
「不思議って…妖ってことか！？」
二「なんともいえんがな」
先生はそういって1つ、大きな欠伸をした。
東条が妖かもしれない…？？
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊
普段あまり夢主ちゃんの名前が出てくることは少ないです！
よろしければ評価お願いします！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あむ(プロフ) - えりなさん» 返信遅くなり申し訳ありません。こちらのパスワードを忘れてしまい、作品を探すことも出来ず、放置状態になってしまっていました。よろしければ現在の私のページにて、続きを書いていこうと思っております。よければ覗いてくださいませ。 (2022年1月26日 11時) (
レス) id: 9f39c0cf15 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - はじめめして！作品面白いです。続きは…続きは無いのでしょうか…！ (2021年10月29日 23時) (レス) @page19 id: 38998f9109 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 作品を見てくださっている皆さまへ。翔奈として活動しておりました、いまはあむと申します。アカウントを誤って消してしまい、投稿できない状態が続いておりました。長らくお待たせして申し訳ないです。これからはあむの投稿フォームで修正、加筆の上で投稿いたします。 (2021年4月30日 23時) (レス) id: 9f39c0cf15 (このIDを非表示/違反報告)
遙の琴(プロフ) - 凄く面白いです！！今も夏目好きがいて感無量です！夏目友人帳は作るのが難しいと思っていたけれどめっちゃ面白いです！名取さんが出てきて嬉しいです！これからも更新頑張って下さい！（私は田沼推しの的場さんファンです的場さんも出てきて欲しいです（小声） (2020年5月4日 14時) (レス) id: fc35fdf941 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：翔奈 | 作成日時：2020年4月23日 19時
