【歌い手】推しに仕事依頼もらうなんて聞いてないんだが。【まふまふ】

依頼26 ページ28

「それって、告白の返事だって捉えても、いいの？」


「へっ！？そ、それは…」


私A、人生の中で五本の指に入るくらいの急ピッチに


迫られております、どうしましょう


まさかまふくんも私のこと好きだって思ってくれてるなんて…


「も、勿論そうに決まってるでしょ！…私も、まふくんと同じ、大好きだよ」


ああぁぁぁぁぁ！！！


言ーっちゃった言っちゃったー


恥ずかしい言葉さらっと言っちゃったー！


ボフンッという効果音がつきそうなほどに


私は一瞬で顔に血が回っただろう


「ほ、ほんとに…？…うぅっ…グスッ」


「な、なんでまた泣いちゃうのー！慰めてあげようと思ってこんな恥ずかしい思いしたのに！」


「だ、だって、Aも僕のこと好きだったって言ってくれて、嬉しくて、グスッ」


もう、ほんとに恥ずかしい事をさらっと言うなぁ


「ほれ、また背中トントンしてあげるからもう泣かないで？」


「うん…！ありがとう、ふぁぁ、眠くなってきちゃった」


あくびも可愛いとか神かよ


「じゃあ寝る？寝室どこ？連れてってあげるから、ちょっと立って」


「…え、一緒に寝ないの…？」


さも当然かのように私に問いてきた彼の目は


眠さの所為か、普段よりもトロン、としていた


そ、そんな目で見つめられたら、断れないぃ！


「ん”ん”っ！わかった、一緒に寝るから！早くたって！」


「んへへ、やったぁ〜、Aのこと抱き枕にして寝れる〜」


なんてちょっと最後は何言ってるかわかんない彼は


やっぱり凄く可愛くて、


もう放っておくことなんて出来ないな、って


私とまふくんの出会いの原点である


そらるさんにも感謝しなきゃな、とも思いました(小並感)

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