そ、空から降谷零が！

忘れてしまったのかね？ ページ11

『みて！！降谷零特大ポスター！！』
「んなもんもってくるな！！！」
ご本人様にみせずにして誰に見せるんだ！
『これa○・○nの降谷くん。』
いや〜赤井さん眼福〜
「俺は何を思ってこうしてるんだ…？？」
どうしよう、降谷くんが受けの二次創作をみせたい欲に駆られる。
落ち着け！！私ｨ！！邪念を祓えっ！
『そういえば漫画は読まないの？覚えておいた方がいいじゃない？』
「もう覚えた。」
これだから秀才はよｫ！！！ムカつく
『殴りたいそのご尊顔。』
「倍で返すぞ。」
『サーセンした！！！』
「チンピラ…」
そんな目で私をみるなよ！！！

『京都新撰組殺人事件のキャスト豪華すぎ。』
「面白いなこのトリック」
『聞いてるか？？？』
ドラマ名探偵コナン 工藤新一 京都新撰組殺人事件をみている。服部イケメンすぎんか？？？
『そういえばどうやって帰るか考えた？』
「…え？」
『忘れてしまったのかね？』
「この現象が非科学的すぎてどうやって戻ればいいのかわからん。」
『おおう迷宮入り。』
「…なんかムカつく。」
なんで？安室透の鱗片が垣間見えるんだが。
『でも、降谷くんいたら私寂しくないからいいや。』
「友達いないのか？」
『いるに決まってるだろ。』
でも、耳が赤いので照れ隠しだろう。ﾄｩﾝｸ。帰れなかったら一生養うから！！！

もう１ヶ月も降谷くんは家にいる。彼なりに帰る方法は探しているようだ。
私は別に家にいてもいいけど、男のプライド的なめんどいしがらみがあるのだろう。
『ただいま〜』
「おかえり。」
なんていい生活なんだ！！！
「はやく入れ。暑い。」
『ひどいなっ！？』
辛辣度合いは変わらない！！ツンデレなのはわかるけど、デレがないよ！デレが！
『上達したね、料理。』
「意外に奥が深くて面白かった。」
なんだろう、お母さんの気持ち。
『こんなに大きくなって…お母さん嬉しい。』
「育てられた覚えはないし、大きくもなってない！」
ツッコミが的確なんよ。

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っはっはっはっは…→←悪い癖だよ

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