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( fukura side. )
「 Aー?生きてるか?大丈夫かー? 」
ドアを開けて、ひょこっと顔を出したのは須貝さんだった。
「 しーっ 」
「 お、寝てたのかごめんごめん。 」
ご飯も食べて、服も着替えて。
僕と話し始めたら眠くなったみたいで、「 寝てもいいよ 」と声をかけるとすぐに寝てしまった。
「 これ、皆がAにって。 」
須貝さんが差し出したのは、ポカリやプリンが入ったビニール袋。
「 相変わらず愛されてるね、Aちゃん(笑) 」
「 まぁうちの姫だからね〜 」
「 あ、これありがとう、起きたら渡しとく。 」
「 うん、よろしく。ふくらさん今日泊まりだよね?俺帰るし、またなんかあったら連絡して。 」
「 さすがに体調悪い女の子一人置いていけないからね、ありがとう。なんかあったら連絡する。 」
「 襲っちゃだめだよ? 」
「 僕がそんなことすると思う? 」
「 はは、まぁふくらさんはそんな事しないか。じゃあ帰るわ! 」
「 気をつけてね、お疲れ様。 」
「 おう 」と一声だけかけて、須貝さんはて部屋出た。
玄関のドアが、バタンと閉まる音だけを確認してから、Aちゃんの方をチラッと見ると、よく眠っている。
これは多分、しばらく起きないだろう。
「 さ、僕も編集の続きしないと。 」
ずっと座っていたせいか、痺れた足を少し動かして、部屋を後にした。
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たそ。(プロフ) - さつらたん!!!かわいいふくらをたくさんありがとう!! (2019年9月28日 13時) (レス) id: 1c4af94c04 (このIDを非表示/違反報告)
サツラ(プロフ) - ゆずさん» こんにちは!リクエストありがとうございました!楽しんで書かせていただいています(>_<)最後までどうぞよろしくお願いします◎ (2019年9月4日 8時) (レス) id: e4eef8aaeb (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 見つけるのが本当に遅くなってしまい申し訳ありません!わざわざありがとうございます。お話、本当にドストライクです、これからも応援しています。! (2019年9月3日 23時) (レス) id: 8e559af428 (このIDを非表示/違反報告)
サツラ(プロフ) - 小吉。さん» こちらこそありがとうございます( ; ; )最後まで楽しんでいただけると嬉しいです!よろしくお願いします◎ (2019年8月31日 1時) (レス) id: e4eef8aaeb (このIDを非表示/違反報告)
小吉。(プロフ) - ふくら、、さいこーです、、、ありがとうございます、、、、 (2019年8月29日 23時) (レス) id: 1c4af94c04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サツラ | 作成日時:2019年8月18日 23時