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( fukura side. )



Aちゃん、遅いな。
いつも30分前には絶対オフィスにいるのに。

時計をチラチラ確認しながら、1人でそんな事を思っていると、「 Aちゃん、今日遅くねー? 」って、伊沢が言い出した。



「 うん、確かに。Aちゃん、いつも僕らの中で一番早いもんね。」


伊沢の発言によって、周りの皆はAちゃんが来るのが遅い事が気になりだしたようだ。




「 ふくらさん、俺ちょっと手離せないからさ、近くにいないか見てきてよ。 」

「 分かった。 」





なぜこの時、彼女に電話をするという手段が思いつかなかったのだろう。

そんな事も気にせず、ドアに手をかけた。



すると、少し息の乱れたAちゃんが僕の胸に飛び込んできた。


「 …うわっ、Aちゃん大丈夫? 」


そう声をかけると、Aちゃんは焦ってパッと離れてしまった。


話を聞くと、Aちゃんの遅刻した理由は寝坊らしい。
多分、大学のレポートに追われていたのだろう。

彼女は頑張りすぎるところがあるから、できるのならば無理はしてほしくない。
でも、レポートは単位のためには欠かせないものだし、「 無理もほどほどにね 」そう一言だけ声をかけた。

すると、Aちゃんは小さく頷いた。



オフィスに入ると、Aちゃんに向かって、たくさんの言葉が飛び交った。
さっきまであんなに心配してたくせに。








彼女は本当に頑張り屋さん。

そして、自分じゃなくて周りを優先して動く、すごく素敵な子だ。



そんな彼女に向けられた、このむず痒い感情を

恋と呼ぶにはまだはやい。

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たそ。(プロフ) - さつらたん!!!かわいいふくらをたくさんありがとう!! (2019年9月28日 13時) (レス) id: 1c4af94c04 (このIDを非表示/違反報告)
サツラ(プロフ) - ゆずさん» こんにちは!リクエストありがとうございました!楽しんで書かせていただいています(>_<)最後までどうぞよろしくお願いします◎ (2019年9月4日 8時) (レス) id: e4eef8aaeb (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 見つけるのが本当に遅くなってしまい申し訳ありません!わざわざありがとうございます。お話、本当にドストライクです、これからも応援しています。! (2019年9月3日 23時) (レス) id: 8e559af428 (このIDを非表示/違反報告)
サツラ(プロフ) - 小吉。さん» こちらこそありがとうございます( ; ; )最後まで楽しんでいただけると嬉しいです!よろしくお願いします◎ (2019年8月31日 1時) (レス) id: e4eef8aaeb (このIDを非表示/違反報告)
小吉。(プロフ) - ふくら、、さいこーです、、、ありがとうございます、、、、 (2019年8月29日 23時) (レス) id: 1c4af94c04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サツラ | 作成日時:2019年8月18日 23時

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