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その沈黙を破ったのは、彼女だった。
『 …え？川上、先輩？ 』
「 俺、かっこ悪いよなぁ。 」
「 なんか、毎日毎日 好きとか、付き合ってとか言ってくるからさ、そんな君の気持ちに安心してた自分がいて、1番肝心な自分の気持ちに気付けてなかってん。 」
『 …はい。』
「 俺の気持ち、聞いてくれる？ 」
『 はい、聞かせてください。川上先輩の、気持ち。 』
俺は、目を閉じて深呼吸をした。
そして、目を開けるといつになく真剣な彼女の顔が目に飛び込んだ。
「 …気付いたのは最近やけど、いつの間にか好きになってた。俺と、付き合ってください。 」
『 私で、いいんですか？ 』
「 残念ながら、俺は君じゃないとダメみたいやわ。 」
そんな時に、彼女の読んでいた本の横に置いてあったノートに書かれていた
女の子らしい、綺麗な文字で書かれた
" 片岡 A " の文字。
「 …返事聞かせて？…………A。」
『 …遅いです、何年待たせるんですか？ 』
「 …ごめん、遅くなって。こんな俺を、好きになってくれてありがとう。 」
『 川上先輩だから、好きになったんです。 』
夕日に照らされた彼女の表情は
何よりも、誰よりも、今までで一番美しかった。
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サツラ(プロフ) - ゆずさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました！なるほど！自分自身、fkrさんはすごく苦手分野で、ご期待に添えるかどうかは分かりませんが力の限り頑張ってみます！ (2019年8月17日 1時) (
レス) id: e4eef8aaeb (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 短編完結おめでとうございます！どの作品も楽しませて読ませていただきました。もしよければ、fkrさんの長編が読んでみたかったりします。！次作も楽しみにしています。 (2019年8月16日 19時) (レス) id: 8e559af428 (このIDを非表示/違反報告)
アクアべあ(プロフ) - サツラさん» とても素敵な作品でした…！私のリクエストを書いて下さり、ありがとうございました！！ (2019年8月10日 14時) (レス) id: 10db80d5ed (このIDを非表示/違反報告)
サツラ(プロフ) - 蓬さん» リクエストありがとうございます！プールといえば水着！という私の勝手な解釈であんなお話になったのですが、大丈夫だったでしょうか……？これからもどうぞよろしくお願いします^^ (2019年8月10日 13時) (レス) id: e4eef8aaeb (このIDを非表示/違反報告)
サツラ(プロフ) - アクアべあさん» リクエストありがとうございます！こんな感じで良かったでしょうか( .. )伊沢さんがでろでろに甘やかすというより、2人がいちゃつく感じになってしまいましたね……。これからもよろしくお願いします！ (2019年8月10日 13時) (レス) id: e4eef8aaeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サツラ | 作成日時：2019年8月1日 14時
