私 が 輝 け る 場 所 4 .

. ページ35

ｰ翌朝ｰ






陽菜「…おはよ、晴也」






晴也「おはよ。」






｢｢……………｣｣






陽菜「…あのさ、」






晴也「ん？」






陽菜「……」






陽菜「…菜乃、来ないね」






晴也「そう、だね。」






一咲「おはよ〜」






晴也「…ってめぇふざけんな！！」






＿いきなり登校してきた一咲の胸ぐらを掴み叫んだ晴也にクラス全員の目線が集まる。






一咲「…っなんだよ、」






晴也「なんだよじゃねぇ心当たりあんだろ」






一咲「…んなのねぇよ」






晴也「ふざけんな…！！」






陽菜「最低…」






晴也「俺の大事な幼馴染、傷つけたヤツは許さねぇ」






晴也「あいつの事なんも知らねぇくせに…っあいつが…菜乃が今までどんな辛い思いしてきたかなんも知らねぇくせに…！！」






一咲「お前も俺のことなんも知らねぇだろ…！」






((え、なんの話？

((なんかヤバくない？

((ドラマみたいなんですけど〜ww






＿周りもざわつき始める。






一咲「俺がどんだけあいつのこと本気で好きか…振り向いてもらえねぇのが辛いんだよ」






一咲「あいつはいつも、お前のことばっかり」






陽菜「え…？」






晴也「は？」






一咲「あいつ、お前のこと好きなんだよ…」






一咲「気づいてやれよ、」






陽菜「うそ、でしょ」






一咲「嘘なんかつかねぇ」






一咲「あいつは俺のことなんか見てもくれない。いつも晴也のことだけなんだよ…」






晴也「うそだろ…あいつが俺のこと、」






一咲「見てらんなかった。自分の好きな人が、俺以外の好きな人から傷つけられてんの。」






一咲「俺だったらあいつのこと幸せにできるのに…晴也みたいに傷つけねぇのに…」

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す