私 が 輝 け る 場 所 4 .

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一咲「おい！無視するなんてひどいじゃん」






＿先に教室を出た菜乃を追いかける一咲。






『…………』






一咲「ねえ、俺のこと嫌い？」






『…………』






一咲「ねえ無視しないでよ」






一咲「君はなんで喋らないの？」






一咲「もっと話した方がさ、人生楽しいんじゃない＿
『何も知らない』






一咲「…え？」






『私の事何も知らないくせに色々言わないで。』






＿そう言い走り去る菜乃。






一咲「待って」






一咲「知らないから知りたい。知りたいんだ、君のこと。」






『…なんで』






一咲「俺、お前の事好きだから」






『…………』






一咲「黙んないでよ」






『なんで、私なんか
一咲「私なんかじゃないよ」






一咲「俺は君が…菜乃の事が、好きなんだよ」






『…知らない』






一咲「またかよｯ…」

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