私 が 輝 け る 場 所 4 .

. ページ20

A四宮先生!LINE、追加させてもらいました。何かあったら言わせてもらいますね。




Aあ、そういえば健太四宮先生と会ってないあいだに大きくなりましたよ!





※健太と花のツーショットを送る





Aお仕事、頑張ってください。応援してます。






−−−



ｰ休憩室にてｰ





サクラ「あれ、四宮なんでケータイ見ながらニヤニヤしてるの？笑」






小松「なになにぃ〜もしかして彼女!?」






＿そう言い四宮のスマホをのぞき込む小松と鴻鳥。






下屋「えぇ〜っ！四宮先生彼女いるんだぁ〜」






倉崎「意外ですね〜笑」






鴻鳥「花…えっ、もしかしてあの花ちゃん？」






『…あぁ。』






鴻鳥「会ったの？」






『スーパーでたまたま、な。』






下屋「四宮先生もスーパー行くんだ…」






倉崎「下屋先生四宮先生をなんだと思ってるんですか…？」






小松「え、あの花ちゃんってどの花ちゃん？だれだれ？」






＿黙って席を離れる四宮。






小松「あ、ちょっとしのりん！！」






小松「はぁ…ねえ、鴻鳥先生花ちゃんって誰？」






鴻鳥「小松さんと下屋は知ってるでしょ。この前医局に来て四宮と僕に将来の夢を話してくれた高校生。」






小松「ああ…あの子。」






下屋「あの怖い子ですか」






鴻鳥「…ほら、下屋と小松さんには前話したよね。四宮が笑わなくなった理由。」






下屋「あぁ…たしか前置胎盤早期剥離でお母さんが亡くなって赤ちゃんが植物状態で、6年間意識を戻さないまま亡くなったんですよね、」






倉崎「そうなんですか…？」






鴻鳥「うん。その患者の佐々木みのりさんの長女で佐々木つぼみゃんのお姉ちゃんの、佐々木花ちゃんって言う子。」






小松「仲直りしたの？しのりんとその子。」






鴻鳥「はい。そうみたいですね。 笑」

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す