私 が 輝 け る 場 所 2 .

まっけんbirthday . ページ48

((真剣佑side))






((ｺﾞﾝｺﾞﾝｺﾞﾝ!!!






誕生日の朝、特に予定もなくテレビを見ながらぼーっとしているといきなり玄関のドアがノック(？)された。






『…誰だろ。怖。』






−






((ｶﾞﾁｬｯ






『どなたさまで＿
「大好きなまっけんー！お誕生日おめでとうー！大好きだよー！まっけんー！」






『……ふふっ 笑』






不安な気持ちを抱えたまま扉を開けるとそこには、

可愛い可愛い大好きな親友が立っていた。






「おじゃましまーす。」






『あがっていいとかひとことも言ってないけどなぁ…』






んふふ、そんなのいいでしょ
私とまっけんの仲なんだから。

なんてブツブツいいながらリビングのソファーに我が物顔で座る3最年下の未成年。






「まぁまぁ、そんな怖い顔しないで。」






「これ、プレゼントだよ。未成年でお金も時間もないか弱い女の子がおこずかいを使って買ってあげた、プレゼントだよ。」






『未成年って事と時間が無いことは認めるけどか弱いとお金が無いっていうのはちがうんじゃないかな』






「うるさいなぁもう。ブツブツ言ってないで開けてー。」






そういう彼女を見ると、僕にiPhoneを構えて、どうやら動画を撮っているようだ。






『あけるよ。』






『………ふふふっ』






箱の中身を見た瞬間、口角が無意識に上がった。

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