新 ・ 私 が 輝 け る 場 所 4 .

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((本編





＿医局で白石、緋山に指導を受ける綾瀬。






白石「綾瀬さんの腕がいいことはもちろん認める。でもね？患者さんに寄り添って心の傷を癒してあげることも医者の仕事なの」






緋山「あんたみたいな医者がいるから女医は冷酷だの言われなきゃなんないのよ」






白石「あのね、医者は腕だけ磨けばいいわけじゃないのよ？…この前の火災の時だって綾瀬さん、親とはぐれて泣いてる小さい男の子になんの声もかけなかったんでしょ？」






緋山「フライトドクターとしてやるべき事が他にもあるでしょ？分かってんの？」






『あの。』






緋山「なによ、」






『私、あなた達のこと先輩と思ってないんで』







緋山「はああああぁっ!?!?」






白石「ちょっと…それどういう意味？」






『年上なのも医者歴が長いのも知ってますけど、腕の良さは同じくらいじゃないですか』






『私、藍沢先生以外の方のこと、先輩だと思ったことないんで』






『じゃあ、失礼します』






緋山「ちょ…っ待ちなさいよ!!」






＿緋山の声を無視して姿を消す綾瀬。






藍沢「……変なやつだな」






緋山「藍沢…」






白石「私たちから言っても何も聞いてくれないから藍沢先生からなんか言って？」






藍沢「俺があいつに、患者に愛想振り撒けと言え、とでも言ってるのか」






緋山「…あーも！！ほんっとイライラする。」






藤川「まあ、そうかっとなんなって。あいつもいつか分かってくれるさ」






冴島「さあ、どうでしょうね」

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