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『ごめんなさい…常連さんが来て相手してたら少し遅れちゃいました…待ちました？』
尊氏「大丈夫です。僕も今来たんで」
『…尊氏さんは優しいんですね？』
尊氏「え？」
＿尊氏の手を取り、自分の手で包み込むエレナ。
『手、冷たいです。待っててくれたんですよね？ありがとうございます。』
尊氏「いえいえ。笑 なんでもお見通しですね」
『あの、』
尊氏「はい？」
『昨日、タメ口で話してくれたじゃないですか。……なんか距離感じちゃいます』
尊氏「じゃあエレナさんもタメ口でいいですよ。年あんまり変わんないし」
『…じゃあ遠慮なく！あ、あとその呼び方。エレナでいいよ？』
尊氏「じゃあエレナって呼ぶよ。僕のことも呼び捨てでいいから」
『尊氏………くん。』
尊氏「それでもいいよ。笑」
『…よかった。やっと私の前でも笑ってくれるようになったね？』
尊氏「え？」
『昨日まで、私と話す時ずっと真顔だったからさ？すんごく嬉しいよ。ありがとう！』
尊氏「そんなこと気にするの？」
『お客さんの笑顔が見たいからね。』
尊氏「お客さん…か。」
『…なに？』
尊氏「ねえ、よかったら僕とお客さんじゃなくて友達として接してくれない？」
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さくらこ(プロフ) - とても好きなお話なので続きが読みたいです！大変かと思いますが手が回れば更新していただきたいです！ (2018年5月16日 23時) (
レス) id: b1ef7187c7 (このIDを非表示/違反報告)
さらんりちぇ(プロフ) - 更新期待しています！ (2018年3月27日 13時) (レス) id: f4f18cc943 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芦沢そら
| 作成日時：2018年2月27日 13時
