私 が 輝 け る 場 所 3 .

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(スタジオ｢｢｢爆笑｣｣｣)






芽郁「…っふふふ笑」






『そっかぁ、おめでとう！芽郁！！』






＿ぴょんぴょん飛び跳ね自分のことのように喜ぶA。だが本題はここからだ。






芽郁「それでなんだけどさ、」






『うん、なに？』






芽郁「ほんとに誰にも言ってなくて…」






『うん』






芽郁「妊娠…した、かも」






『………』






『…妊娠？』






芽郁「2ヶ月くらい前から生理来なくてもしかしたらと思って先週検査薬買ったら陽性だった…」






『……辛かったね。今まで。よく我慢したよ、芽郁。』






芽郁「…え、」






『誰にも言えなくて辛かったでしょ？…話してくれてありがとう。』






＿Aの優しさに思わず涙目になる永野を抱きしめるA。






『…相手がどんな人かは知らないけど芽郁が選んだ人だからきっといい人なんだよね、うん。』






『親にも相手にも言えてないこと、話してくれてありがとう。私嬉しいよ。』






芽郁「…っうん、でも、妊娠したって言ったら絶対別れようって言われる…芸能界に居続けるのも難しくなるかもしれない…」






＿さすが女優、演技力に圧倒される。






『芸能界とか、そういうこと考える前にまずは赤ちゃんのこと考えよ…？ね。』






芽郁「…うん、」






『芽郁は、赤ちゃん産みたいの？』






芽郁「うん、産みたい。」






『別れようって言われても？』






芽郁「…うん。」






『じゃあ、産むべきだよ。たしかに芸能界に残るのは難しいかもしれないしいろんな人に迷惑かちゃうかもしれない。』






『でも私はずーっと芽郁の味方だからね。困ったことあったら絶対私に言って。今日みたいに。』






『飛んでくるから。ね？笑』






芽郁「…A、ありがとう。」






＿ドッキリにも関わらず思わず泣き出す永野。






『もう泣くなって！笑 よしよし。』






芽郁「私嬉しいよ…ドッキリなのにこんなに真剣に話聞いてくれて」






『うん………ん？え？ドッキリ？』






−ガチャ(カメラが部屋に入ってくる)






｢｢｢ドッキリ大成功〜!!!!｣｣｣







『待って、嘘やん』






『えっ、じゃあ妊娠したって』






芽郁「うん、嘘。」






『彼氏が出来たってのは、』






芽郁「それも嘘」






『あぁぁぁ〜！よかったぁぁ〜！』

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