死にたいなって思ってた。【ハイキュー】 (ページ11)

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欲しくて堪らないページ11

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え、まって、

そんな言葉は届く事はなく、なんと今人生初の病院のベットの上にいます。
ベットの隣にあるイスには深雪も。

「検査入院だから、とりあえず1日だけね。」

なんて言っていたけど、本当に1日で終わるのやら。
あ、バイト。とバイトの存在を今思い出した。
それに治療費…と思ってももう遅くて。
やだなあ、入院なんて。

「あ、及川からLimeきてる…」

ぽつりとそうこぼした深雪。
なんて着てるの？と聞くと、すっと画面を見せてくれた。

《明日月曜だけど部活やるからね！》

そっか、明日月曜か。
じゃあ学校も休みになっちゃうなあ…
授業も遅れちゃうや。

「お姉ちゃん、…Aは、深雪になりたい？」

、どういうこと。
握った拳に力が入る。

「Aは、深雪が羨ましい？」

そんなの、

『…当たり前でしょ。』

そっか、ごめんね。ってうつむきながら答えられた。

ごめんね、なんて言葉は求めてない。
…私は、深雪になりたいの。
かわいくて、愛されて、何も害を持っていない、そんな深雪に。

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