検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:48,178 hit

10 ページ10

私たちは、昔よく来ていた小さな丘にやって来た。


ここで、スンチョルとたくさんお話したな。







「A、ここで俺はお前との結婚を考えた。」







スンチョルのそんな声に反応して、







「……私もだよ。」







なんて言えば、彼は私を抱きしめる。





その抱きしめ方がいつもと違って


いつもの優しく包み込む感じではなく、


力が強く、切羽詰まっている感じ。





彼も彼なりに、溜まっていることがあるんだなと


私は彼の背中に手を回し、そのままさすった。







「…A、ありがとう…。」




「ふふっ、スンチョルどうしたの。 今日はやけに弱気だね。」




「A、」







名前を呼ばれて体を離した私は彼の目を見つめる。







「……俺にはお前しかいないよ。」







今日の彼は、本当に弱っているようだ。



そんな彼を癒せるのは私しかいないと、


そう勘違いしていられるのも、今だけだった。

11 スンチョルside→←09



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.6/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
159人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , セブチ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Sooyoung Kang(プロフ) - 안녕하세요! 테스트 중입니다... (2022年8月17日 0時) (レス) id: 7b023cde93 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリ/ジナルのタグを外していただくようお願いします。 (2022年7月12日 16時) (レス) id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くんかりん | 作成日時:2022年7月12日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。