０７ ウォヌside ページ7
「ヌナ！ 今日はお鍋にしようと思うんだ！ だから…」
「だから食材を買って来てくれない？でしょ？」
画面の向こう側から聞こえる笑い声と同時に
俺の目の前にいるこいつは笑みを溢した。
「さすがヌナ、愛してるよ。」
「私も愛してる、ミンギュ。」
つい３秒前まで別の男の話をして笑っていたのに
もうこいつは別の男の女として笑っている。
こいつの考えていることが俺には理解できない。
でもなんだか、最近では
こんな生き方もあるんだなと、こいつの生き方に頷きつつある自分が怖い。
「よし！ お昼からも頑張るぞー！」
こいつがいつもこれだけ元気なのは、
家に帰ったら癒してくれる存在があるからなのか。
休日に同じ時間を過ごすことのできる存在があるからなのか。
思っていることをなんでもぶつけれて、受け止めてくれる存在があるからなのか。
何にせよ、この職場にこいつが必要不可欠なのは俺も重々承知している。
だからなのかなんなのか、
俺は今までに一度もこいつに言えたことがない。
“曖昧な関係はやめろ” と。
そして、こう言えない理由はもう一つあって、
こいつのもっている今の関係が、ある意味曖昧じゃないからだ。
たまに俺が間違っているのかと思わせる考えと
それを後押しする今までの成功の数々によって、
俺はいつもこいつに振り回されている気がしてならない。
「ウォヌや！ 私今日定時で帰りたいから、早く終わらせよ！」
またこの笑顔に、誘惑されて。
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Sooyoung Kang(プロフ) - 안녕하세요! 테스트 중입니다... (2022年8月17日 0時) (
レス) id: 7b023cde93 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 失礼します。この作品は二次創作でありながらオリ/ジナル作品になっています。ルール違反なので、オリ/ジナルのタグを外していただくようお願いします。 (2022年7月12日 16時) (レス) id: 09c503bb24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くんかりん | 作成日時：2022年7月12日 13時
