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言ってしまった。
ジョンハン、怒ったよね。
ただでさえ私のこと、得意じゃないはずなのに
もう、口きいてくれなくなるかな。
「ははっ、関係ない? そうだよな、なんの関係もないよな。」
「ジョンハン…?」
私の言葉を潮笑いながらそう言った彼の目は、光を帯びていない。
「お前はなにも知らないからな。せいぜい恋愛ごっこしてろ。」
あいつは絶対お前を好きにならない。
そう言って去っていったジョンハン。
どうしてそんなこと言うの?
ジョンハンが、私たちのなにを知っていると言うの?
たった一瞬で、私のなかに混沌を残していった彼に
私はなんとも言えない感情を抱き続けることしかできなかった。
「…ねえ、あなたは今、なにを思っているの?」
ジョンハン、教えてよ。
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作者名:くんかりん | 作成日時:2022年11月4日 18時