７３時間目 迅さんと緑川の関係 ページ34
〈十本勝負終了 勝者 空閑遊真〉
結局、試合は２対８で遊真の勝ちとなった
ブースから出て来た遊真に『よくやったゆうま！おれはしんじてたぞ！』と言う陽太郎
嘘つけよ、途中で諦めとったやろ
米屋「よーし、白チビ、A。今度こそ俺と対戦((迅「遊真、メガネくん、A」…」
修「！迅さん…！？」
迅「どもども」
米屋先輩の言葉を遮って、ウチ等に声を掛けてきた迅さん
迅「ちょっと来てくれ、城戸司令達が呼んでいる」
修「城戸司令が僕達を…！？」
遊真「ふむ？誰？」
そんなウチ等を他所に、Ｃ級隊員達がザワザワし始める
「Ｓ級の迅さんだ…」
「玉狛支部の…」
迅「おっと。悪いけど、俺はもうＳ級じゃない。単なるＡ級の実力派エリートです」
緑川「迅さん！」
嬉しそうにそう言うと、ブースの二階から飛び降りる緑川
やめとけ、危ないぞ←家の屋根からでも平気で飛び降りる奴
緑川「迅さんＳ級やめたの？！じゃあ対戦しよう！対戦！」
迅「おっ、駿。相変わらず元気だな」
そんな様子にポカーンとするウチ等
A「な、なんや、緑川に犬のしっぽが見える気が…」
遊真「これは一体…？」
米屋「緑川は、熱烈な迅さんファンなんだよ。ネイバーに食われそうなとこを迅さんに助けられて、ボーダーに入ったらしいからな」
遊真「成程。だから玉狛に入ったオサムに嫉妬したのか」
A「うわぁ…いつか死神みたいになるなよ…？」ﾎﾞｿｯ
でもまあ、迅さんならちゃんと見てくれてるか
少しだけ殺せんせーに似てるし
緑川「…三雲先輩、すみませんでした」
修「えっ！？なに！？なんで！？」
緑川「先輩を大勢の前でボコボコにしてしまいました」
修「うん、だってそりゃランク戦だし…」
緑川「違うんです。三雲先輩に恥かかそうと思って、わざと観客集めたんす」
緑川の言葉に『あ、そうなの？』と驚く修
此奴、いつか詐欺に引っ掛からないか心配なんだが…
修「まあ、それはそれでよかったよ。なんだか実力以上の評判が立ってたから…。実際、風間先輩とは、二十四敗一引き分けだったからな！」
おーい、修ー？
『やっと言えた…』っていう心の声が伝わってくるんやが？←
遊真「なかなか素直でよろしい」
緑川「…そういう約束だったからな、白チビ先輩。あと…A先輩？もすみませんでした」
遊真「空閑遊真、遊真でいいよ。あと、Aは迅さんの弟子だからな」
A「…え、そうなん？」←
修＆遊真「「」」
あれって一時的なものやないんか！？←
ていうか、先輩呼びは慣れない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 321人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜叉夜桜(プロフ) - シズクさん» 本当ですか？！良かった…！これからも頑張ります！ (2021年12月31日 14時) (
レス) id: 47f6f1a6fd (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - リクエストした話を書いてくれてありがとうございました。面白かったです。これからも作品の更新楽しみに待っています。 (2021年12月31日 14時) (レス) @page42 id: 3c69616c61 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉夜桜(プロフ) - molさん» うわっ、本当だ！マジでごめんなさい…指摘ありがとうございます。更新頑張ります！ (2021年12月30日 13時) (レス) id: 47f6f1a6fd (このIDを非表示/違反報告)
夜叉夜桜(プロフ) - 巫都さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年12月30日 13時) (レス) id: 47f6f1a6fd (このIDを非表示/違反報告)
mol(プロフ) - 木戸ではなく城戸だと私は記憶してるのですが…。お話、楽しく読ませていただいております。これからも頑張ってください。 (2021年12月29日 19時) (レス) id: f38cd6c1be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：林檎 | 作成日時：2021年10月17日 20時
