６０時間目 ボーダー正式入隊日 ページ21
そして、迅の言った通り…
その日はあっという間にやって来た
１月８日
ボーダー隊員正式入隊日
遊真「さあ、いよいよスタートだ」
修「なんだか緊張してきた…」
遊真「なんでだよ。オサムはもう入隊してるじゃん」
遊真がツッコミをした…やと！？←
因みに、何故かウチと遊真の隊服は黒だったので、少し目立っている
…ホンマになんでや？
修「よし…確認するぞ。Ｃ級隊員の空閑とAと千佳はＢ級を目指す」
遊真「俺たちがＢ級に上がったら、４人でチームを組んでＡ級を目指す」
A「Ａ級になったら遠征部隊の選抜試験を受けて…」
千佳「ネイバーの世界に、攫われた兄さんと友達を探しに行く！」
修「…よし！今日がその第一歩だ！」
前を向くと、舞台に誰かが上がってきた
あれは…修が言ってた、本部長の忍田さんか
忍田「ボーダー本部長、忍田真史だ。君達の入隊を歓迎する。君達はＣ級隊員…つまり訓練生として入隊するが、三門市の…そして人類の未来は君達の双肩に掛かっている」
敬礼をすると忍田さんは続けた
忍田「君達と共に戦える日を待っている。私からは以上だ。この先の説明は、嵐山隊に一任する」
その言葉と同時に舞台に上がってきた嵐山隊に、周りが歓喜の声を上げる
遊真「おー。相変わらず人気だなー、アラシヤマ」
丙「あーあー、喜んじゃって」
甲田「素人は簡単でいいねえ」
…は？此奴らはなにを言っとるんや？
遊真「なあ、それどういう意味？」
甲田「無知な人間は踊らされやすいって意味さ。嵐山隊は宣伝用に顔で選ばれた奴等だから、実際の実力は大したことないマスコットチームなんだよ。ボーダーの裏事情を知ってる人間にとっては、こんなの常識」
早乙女「知らなくても、ちゃんと見てれば見抜けるしな」
遊真「此奴ら本気か…？嘘は言ってないっぽいけど…」ｺｿｯ
A「多分、無知だから噂に踊らされてるんやろうな」ｺｿｯ
遊真「そうか…。分かったから、その手に持ってる手榴弾を仕舞え。ていうか、どこから出したんだ」ｺｿｯ←
A「ちぇっ」ｺｿｯ←
そんな会話をしていると、嵐山さんが説明を始めた
嵐山「これからオリエンテーションを始めるが、まずはポジションごとに別れてもらう。アタッカーとガンナーを志望する者は此処に残り、スナイパーを志望する者はうちの佐鳥について訓練場に移動してくれ」
修「１人で大丈夫か？千佳」
千佳「うん、平気」
そう言うと千佳は『はいはい、スナイパー組はこっちだよ〜』と言う佐鳥さんの方へ走って行った
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夜叉夜桜(プロフ) - シズクさん» 本当ですか？！良かった…！これからも頑張ります！ (2021年12月31日 14時) (
レス) id: 47f6f1a6fd (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - リクエストした話を書いてくれてありがとうございました。面白かったです。これからも作品の更新楽しみに待っています。 (2021年12月31日 14時) (レス) @page42 id: 3c69616c61 (このIDを非表示/違反報告)
夜叉夜桜(プロフ) - molさん» うわっ、本当だ！マジでごめんなさい…指摘ありがとうございます。更新頑張ります！ (2021年12月30日 13時) (レス) id: 47f6f1a6fd (このIDを非表示/違反報告)
夜叉夜桜(プロフ) - 巫都さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年12月30日 13時) (レス) id: 47f6f1a6fd (このIDを非表示/違反報告)
mol(プロフ) - 木戸ではなく城戸だと私は記憶してるのですが…。お話、楽しく読ませていただいております。これからも頑張ってください。 (2021年12月29日 19時) (レス) id: f38cd6c1be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2021年10月17日 20時
