青葉城西に無自覚系天然毒舌イケメンはいりました【男主】

#7 ページ8

大変な思いをしたのね。苦労したでしょう？」



さっきの明るい表情とは裏腹に
目を少し伏せながら暗い声色で話し続ける先生。




「あー、、別に気にしてませんよ？
もう過ぎたことですし…


あと、クラスメイトには黙っててくれませんか？話しかけづらくなると思うので。」

と、俺は無理やり作り笑顔を顔に貼り付ける。

うまく笑えているだろうか。






中「そう？ 分かったわ。体育の授業とか無理しないようにね。

それにしても、ちょっと残念だわ。」


さっきとは違ってまた少しばかり明るく戻る


「何がですか？？」



中「あなた、東京で吹奏楽してたんでしょう？
それも強豪の_____。

確か男バレも強豪だったかしら。

私、ここの吹奏楽部の顧問してるの。
戦力になるかもと思ってね。

楽器は何やってたの？」



「サックスです。アルトサックス。

でも、東京の高校にいた期間は2ヶ月ですよ？
対して何もしてないです。」



中「中学の時のソロコンテストの実績も確認済みよ。全国大会常連者。楽器は知らなかったけど。」




「うっ…

でももう吹けないので。すみません。」



「そう…こっちこそごめんなさいね。

そろそろホームルームの時間だからそろそろ行くわよ。私のクラスだからついて来て。」




「ついにですか…緊張するなぁ…」


「大丈夫よ。みんないい子達だから！」




ついに俺の新・高校生活が始まる...！

新キャラ設定→←#6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す