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10話とは ページ10
ｽｰ
襖を開けると、[ﾋｭﾝ]と何処からか刀が飛んできた。[ﾋﾞｭｯ]血が出た。不思議と痛みは感じない
？「帰れ。ここに人間は要らない｡」
そう言ってきたのは目に三日月が浮かんだ男だった。
貴『べつに心配しなくていい｡ここには仕事できたの。貴女達を治すのが私の仕事』
？「うそをつけ！そんなこと言ってまた弟達を傷つけるんだろう！」
そう言ったのは水色の頭の男だ。
しかし、私はただただ冷たい目をその男に向けていた。
貴『うるさ』ﾎﾞｿ
「おい」声がする。
？「もう一度言う。ここに人間は要らない。わかったか？分かったなら帰れ。今すぐに」
貴『君は私に何回おんなじ話をさせるの？ここには、仕事できたの。分かった？だから貴方達を助けるのはただの仕事。』
？「ねぇ貴女は審神者は俺を愛してくれる？」
私は声がする方を向いた。
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作者名：哀歌 | 作成日時：2018年9月1日 10時
