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驚愕 ページ7

Aさんが作ったクッキーが焼ける良い匂いがする。

香ばしく、甘い香り。

そろそろだろうか。

オーブンを開けてみる。

黄金色をした可愛らしいクッキーが行儀良く並んでいる。

これが、これがあのAさんが一人で作った物なのか?

信じられない。

彼女は一度しかクッキーを食べたことが無い筈なのに。

どんな味だろう?

好奇心に負けて一枚拝借し、かじる。

「美味しい……」

食べた物の中に何がどのくらい入れられているのかが分かる。

これは私の特技だ。

彼女の作ったクッキーの材料の配合比率も、材料そのものも、或る有名菓子店のクッキーと全く同じであった。

その有名菓子店のクッキーは、以前構成員の誰かがAさんと中也さんに差し上げていたもの。

彼女はその味を覚えていたのか?

私と同じ能力を持っているのだろうか?疑問符だらけの頭を抱えて取り敢えず早く森医師に会いに行くことにする。

そうすれば疑問は解決する筈だ。

医務室→←仕事



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設定タグ:中原中也 , 文豪ストレイドッグス , ポートマフィア   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:あおい | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/konchawa/  
作成日時:2020年4月29日 0時

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