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報酬 ページ31
報酬を与えようと言われても、欲しいものは思い浮かばなかった。
幼い頃から今までを知るAが、幸せな人生を送れる事。
そんな御大層な思いが脳裏を過ぎる。
駄目だ、今の俺の力の及ぶような話じゃない。
「何を与えて下さるのですか、首領?」
「Aちゃんが昔から欲しがっていた、中也君のためのカフェ。」
なんだそれ、というのが最初の感想。
「え、ほんとですか、森さん!!やったぁぁぁぁあああ!!!!!」
年相応に喜びの声を上げるAを見て、首領は本気だったんだなぁ、と思う。
嘘だろ、構成員に店を持たせるのか、しかも個人のために??
そんなに緩い組織だったか、このポートマフィア。
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作者名:あおい | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/konchawa/
作成日時:2020年4月29日 0時