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説明 ページ11
「でもよォ、倒れる直前までAの傍に居たのは手前ェなんだろ?何か知ってんじゃねェのか?」
でも、この喧嘩っ早い性格には何時まで経っても慣れられない気がする。
一歳しか変わらないんだけど、一寸、恐い。
「知りませんよ、Aさんの様子がおかしくなって、そこからもう良く分からないんですから……」
「でもおかしくなったのは分かってんだろ?どうなったんだよ?」
「はいはい、中也くん、ユキちゃんにそうちょっかい出さないの。説明するから、そこ座って。ユキちゃんも。」
ああ、森医師!!
先刻少しおかしな表情をされていたけど、矢っ張り頼りになる!!
「別にユキにちょっかい出してる訳じゃねェよ!俺はただAが心配で……!」
「ちゅーやにい……?私は元気、だよ?」
何処か間延びしたAさんの声を聞いて中也君も安心した様子で医務室の豪華な椅子に腰掛けた。
「却説、説明を始めようか。先ずは……」
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作者名:あおい | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/konchawa/
作成日時:2020年4月29日 0時