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召喚(・・)とは、悪魔が魔獣を使役する儀式。または、人間が悪魔を使役する儀式のことだ
だから、私は黙って見ていた

入「!! 出たッ、こっ…これが僕の使い魔…」

カルエゴが入間君に召喚されるのを

カ「はッ…はああああ!??何だこれはッ、一体何をした貴様ァッ!?」
入「ぼっ僕にもさっぱり…!!」

今のカルエゴは、上半身が召喚の魔法陣から出ていて、下半身が別の場所にあり、召喚が完了していない状態

カ「と、とにかく止めろッ!!今すぐ召喚を止めるのだッ!!レイラ!お前も手伝え!!」
『はいはい…』

私は無表情で笑いを堪えながら、入間君と共に下半身を引っ張る。が、カルエゴは痛がるばかりで魔法陣から引っ張り出せない

カ「馬鹿モノッ!!こういう時は押すものだッ!!」
入「すっすみません!!」(グイッ
『あっ、入間君この場合はカルエゴの上半身を下に押…』

そう言おうとしたが、一歩間に合わず
カルエゴは召喚され、モフモフとした鳥の雛のような可愛らしい姿に

カ「……」(パタリ
入「先生ーッ!!せ、先生、大丈夫ですか!?ていうか、先生なんですかッ!?」
カ「…バカな。こんな…こんな…」
『あー…とりあえず、理事長に報告しに行きましょうか。前代未聞ですし』

入間にそう提案し、倒れているカルエゴを拾いあげようとするが、怒り狂ったカルエゴ基、モフエゴが入間君に襲いかかった

カ「ふッ、ふざけるな貴様ぁああッ!!今すぐ契約を解除しろッ」
『カルエゴッ、ストップ!!』
カ「さもなくぶぇあああぁ」

しかし、処罰(しつけ)が発動し、カルエゴは稲妻に打たれて焦げた

『はぁ、だから言ったのに』

一先ず、入間君に召喚を解除してもらってカルエゴの姿を戻し、意識が戻った所で理事長に報告に行ったが、勿論契約解除は1年経たねば不可能
その後、カルエゴはショックでしばらく自宅で寝込んだ

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上衣(プロフ) - イヴェルさん» コメントありがとうございます。頑張って続きを書いていきたいと思います! (9月26日 20時) (レス) @page14 id: 37f92af1a7 (このIDを非表示/違反報告)
イヴェル - めっちゃ好きです(*´ω`*)最高ですね(*`ω´)b是非とも続きを読みたいです!これからも頑張ってください。 (9月26日 19時) (レス) @page14 id: e314f773a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:上衣 | 作成日時:2023年9月13日 1時

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