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倒れた後、記憶の整理と精神が安定するのに1週間を要した
簡単に説明すると、流れ込んできた記憶というのは前世の記憶。前世の私は、魔界では空想の生物とされている人間だった
しかも、この魔界を物語にした漫画を読んでいた
その中でも1番強烈に印象に残っているシーン
心臓破りで入間がアトリに誘拐されそうになる瞬間が、カルエゴが上級生に掴まれて引っ張られた瞬間と重なり、それがトリガーとなって思い出したようだった
そして前世の影響か、性格と思考の仕方がガラリと変わった。性格はカルエゴ同様…いや、ナルニアに似ていたが、前世の影響で明るい性格となり、思考の仕方はナベリウス家の義務に従い「番犬」として恥じぬよう誇りを持って生きてきたのが、記憶を思い出した後は、カルエゴが居るなら私は必要ない。むしろ、厳粛さを失ってしまった私が「番犬」になれるはずも無いし、カルエゴの足を引っ張ってしまう
そう思い、私はナベリウス家を出て、入間が魔界に来るキッカケとなるサリバンの下につく事を決意した
物語の始まりをこの身で感じ、関わっていきたいという下心もあったが、オペラさんのようなSDになりたいという気持ちが強かった
しかし、この気持ちをそのままカルエゴに伝えた所で考え直せと言われる事が目に見えていた私は
『カルエゴ。私、「番犬」やめる。ナベリウス家の家訓とか義務とか、もううんざりなの』
カ「は?」
わざと嫌われる様な発言をし、オペラさんと組んで「番長」の手伝いをした
その手伝いの中で、一度だけ相手の強さを見誤って、肋骨が折れて内臓に刺さって死にかけたが
(あれがきっかけで、やはり自分は『番犬』に向いていないって自覚したっけな……)
ダ「レイラ先生〜、共有スペースの私物、片付け終わったみたいだよ〜」
『はーい、乾燥させた洗濯物畳んでから行きます』
ダ「了解〜」
ま、今はこの物語が終わるまで教師業頑張ろう
それが今の私に出来ることだから
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上衣(プロフ) - イヴェルさん» コメントありがとうございます。頑張って続きを書いていきたいと思います！ (9月26日 20時) (
レス) @page14 id: 37f92af1a7 (このIDを非表示/違反報告)
イヴェル - めっちゃ好きです(*´ω`*)最高ですね(*｀ω´)b是非とも続きを読みたいです!これからも頑張ってください｡ (9月26日 19時) (レス) @page14 id: e314f773a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：上衣 | 作成日時：2023年9月13日 1時
