第12話 ページ13
応援業務が始まって、早くも2週間が過ぎた。ユンギの言っていたように、Aちゃんは仕事はバリバリこなすタイプの人のようで、見た目のふわふわ感とは裏腹にとてもしっかりしていた。
ここ数日は、終電や終電に間に合わない日もあり、これから益々ハードになっていく業務のことを考えると少しだけ憂鬱な気分になるけど、目の前で一生懸命働くAちゃんを見てると、自然とやる気がみなぎってくるから恋の力は偉大だ。
ちなみに、Aちゃんとのランチはまだ行けていない…。というのも、あれからAちゃんが他の人にランチに誘われまくっていたので遠慮していると、気づいたら2週間も経っていたから…。
『ソクジン先輩？』
しまった。考え過ぎて意識飛んでた。慌てて周りを見渡すと心配そうにこちらを見ているAちゃんしか周りにはいなかった。
「あれ、ヒョンソクさん達は？」
『会議に行きましたよ。大丈夫ですか？昨日も遅かったんですよね…』
「やー、Aちゃんも終電だったでしょ。大丈夫？」
『身体は丈夫に産んでもらっているので大丈夫です！無理は行けないですから、今日早く帰られては？』
「いや、ちょっと考え事してただけだから大丈夫だよ、ありがとう」
『そうですか…』
いい子だなぁ。自分も同じぐらい働いてしんどいはずなのに、こうやって心配してくれるなんて。
「Aちゃん」
『はい！どうしました？』
「美味しいもの、食べたくない？」
『食べたいです！』
「おー、元気だね！えっと、お昼、いつが空いてるかな？」
『いつでも空いてます！と言いたいところですがちょっと待ってくださいね。んー…明後日はいかがですか？』
「僕は大丈夫だよ！じゃあ、明後日ランチ行こう？」
『ぜひ！』
ニコリと笑ってくれたAちゃん。今日もとても可愛くて癒される。マイナスイオン出てるんじゃないかなってぐらいの癒し効果だ。
ユンギや、とりあえずヒョンはようやくAちゃんをランチに誘えました。褒めて伸びるタイプなので褒めてくださいとメッセージを送ったら、まだランチ行ってなかったんですか。まぁ、ヘタレなりに頑張りましたね。と返ってきた。
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あじぇ、RJ(プロフ) - ちみちゃんさん» ちみちゃんさん、コメントありがとうございます！もったいないお言葉までありがとうございます（TT）自己満足小説ですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです！ (2020年6月23日 22時) (
レス) id: 4b5ad2c4f8 (このIDを非表示/違反報告)
ちみちゃん(プロフ) - 凄く素敵なお話ですね..!!続きも楽しみに待ってます(^^) (2020年6月23日 20時) (レス) id: cbbafdcd9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あじぇ、RJ | 作成日時：2020年6月18日 8時
