25話:そんなの知らない ページ25
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そして、昼過ぎ。
とうとうヒーロー基礎学がやってきた。
「さぁ、少年少女達!早速今回の訓練を始めよう!」
真っ白な歯を見せて豪快に笑うオールマイトさん。
因みに此処は住宅街を模して造った実践場らしい。
「さて、今回の訓練だが、テーマは“協力”だ。ルールは簡単。ここに居る二人と協力して戦ってもらう」
ニセ 貴「「え/は」」
俺達を指さすオールマイトに困惑する。え、嘘でしょ?と期待を込めた視線を送るも、グッ!と効果音が付きそうなグッドサインを頂いてしまった。
…要らない。
「俺ら何も聞かされて無いんですけど」
「HAHAHA!…え、そうなの?」
てっきり相澤くんが説明してるものかと!と、呆気からんとするオールマイトに俺たちは笑うしかなかった。
「じゃ!パパッと説明!…コホンッ先ず、A君とニセ君はチームだ。その二人対1ーAのクラスの皆で戦ってもらう 生徒達が勝つ条件はこのリングを相手にはめる事だ!」
オールマイトが生徒達に配ったのは真っ白なリング。
「二人は特にリングをはめたりする必要はないけど、君たちは適役だ。建物をいくら壊したって構わない。ただ、リングをはめられなければ何をしたって構わないよ」
「因みに補足だが、このリングは一人一つ。つまり20個しかないわけだ!その中から一つずつ彼らに付けることが目的だ。“協力して”取り組めよ!
さぁ、定位置についてくれ」
俺たちは困惑しながらも定位置についた。
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名無し - 少しよろしいでしょうか? 内容は少し違うのですがこの小説に 似ていたものがありまして、 勘違いかもしれないんですけど この作品がパクられているかも、 しれません (2019年8月17日 19時) (レス) id: 8bef809b57 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - ありがとうございます!! (2018年3月3日 20時) (レス) id: 7d19fd6c34 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 更新楽しみにしてます! (2018年2月17日 16時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒兎 | 作成日時:2018年1月15日 0時