２０話：次は誰の番? ページ20
A視点
ツンツン君を挑発したら、何故か爆破された。
ゲホゲホと気管に入った煙を出して、前の少年を見たら、さっきまで付けていた俺の拘束具をされていた。いや、にさっきまでのは壊れていたから、多分彼だろう。
説明するのも面倒くさいしな、と思ったので、取り敢えず俺の力だということにしておいた。
彼、確か…爆豪勝己君(？)は個性を使う上で重要な両手の平を俺が付けられていた拘束具とは違う強い手錠で固定され、それ以外の関節の部分もしっかりと固定されていた。
アイツの遣ることやばいな。相手は子供だぞ？
まあ、こっちとしては好都合。利用させてもらう。
「ぷぷぷ！いやー、絶景だな。でもまあ、俺に攻撃したら、更に悲惨なことになってただろうから、それで我慢してね〜」
「黙れクソ敵が！！っこれ取れやくそが！」
「口悪っ」
君、それでもヒーロー志望？
まあいいか。トイレ行きたい…。
んだけど…
「邪魔、しないでくんないかな？」
扉がカチコチに凍っている。
多分、俺の隣に座っていた半分君が邪魔をしてきたのだ。
俺はそれに不気味な笑みを浮かべ、半分君を見る。
「…逃がすわけねぇだろ」
「しつこいね、ほんと」
俺は、敵っぽいことを彼らに言う。
「――――殺されても文句は言わないでね？」
俺は生徒たちに半分君が殺されたたように幻覚を見せる。
その同時に、
「轟くん！！！」
緑の地味な男子が真っ青な顔で、半分君の名前を叫ぶ。
途端にざわつくクラス。
当たり前だ、「友達」が目の前で消えたのだから。
その様子を見て、意地悪な俺は問う。
「次は誰が消える？」
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名無し - 少しよろしいでしょうか? 内容は少し違うのですがこの小説に 似ていたものがありまして、 勘違いかもしれないんですけど この作品がパクられているかも、 しれません (2019年8月17日 19時) (
レス) id: 8bef809b57 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - ありがとうございます！！ (2018年3月3日 20時) (レス) id: 7d19fd6c34 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 更新楽しみにしてます！ (2018年2月17日 16時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒兎 | 作成日時：2018年1月15日 0時
