▼ ページ15
「私、国語も数学も理科も社会も全て20点も取れず壊滅的な点数ですが、
いんぐりっしゅなら出来るんで」
侑・治「「発音悪っ」」
「キミら東京湾に沈めんぞ」
角名「あーでも確かに、英語の小テスト満点ばっかりだったもんね。
他は壊滅的だったけど」
「やめて!?(泣)最後の一言要らないよ??んん??」
北「…20点、取れへんの??」
「最高得点は社会の12点ッス」
北「最低はなんぼやったん?」
「それは私の沽券に関わってくる案件ですネ」
北「何点なん??」(圧)
「一点です」(即答&気圧された)
侑・治・角名「「「ブフッ」」」
「笑うとこちゃうぞ!?
いいか!聞いて驚け!
一問も解けずにテスト中暇やったからめちゃくちゃ名前を書き直してたら先生が慈悲で一点くれたんじゃ!
名前の下にちっさく
"字がお綺麗ですね"って書いとったわ!!」
侑「お、おれ、俺よりアホな奴がおるやなんて」
そう言って宮侑は腹を抱えて笑い、その片割れに至っては「腹が捩れる」なんて言いながら大笑い。
角名は私に憐みの目を向けてきやがった。
北「…一点」
私のMyえんじぇるはフリーズしてました。←
フリーズしてもお美しい私のMyえんじぇる。←←
北「…幡ヶ谷さん」
「ハイ。不埒なこと考えていて申し訳ありません」←
北「?俺が教えるから勉強、するで」
「ハイ…」
治「北さんがあんな顔するやなんて
俺らよりヤバイんちゃう??」(まだ笑いが止まらない)
角名「相当ヤバイね」(表情筋痙攣しかけてる)
侑「しかも一点とったの先生のおかげやん」(自分より馬鹿がいて一安心)←何気に一番酷い
バレー部員達は知らない。
私が井闥山学院史上最強の落ちこぼれであることを。
言ったら北さんに正義の鉄槌くらいそうだから言うのはやめておこう。←
私は、その後北さんと連絡先を交換した。
流れで角名や宮治、渋々宮侑とも交換したが、あの阿婆擦れとは交換しなかった。
なんでも『うちぃ、今日スマフォ持って来てないんでぇ』と見え見えの嘘をついていたので、私も『キミと連絡先交換する程人に困ってないよーん』と言い返してあげたのだった。
翌日。
「おーっと。これはまた」
私は自分の机を見るなりそう声が出てしまった。
治「なにちょっとテンション上げとんねん」
「おやおや。ミヤサムくんじゃないか。
これはなんだい??」
治「俺かて来たばっかりやし知らん」
と言われてしまい、丁度その時角名が来た。
角名「あれ、二人ともおはよー。ってなにそれ」
「聞きたいかい??」
角名「ちょー聞きたい(棒)」
「私も聞きたい(真顔)」←
101人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真弓(プロフ) - 本日初めてお話を拝見させて頂いた者です!とても面白かったです!更新楽しみにしています! (2020年8月5日 15時) (レス) id: 9bc8ccf67a (このIDを非表示/違反報告)
りこぴん(プロフ) - 佐久草ではなく、佐久早だと思います。 (2020年6月30日 19時) (レス) id: f964e58a5c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:チェスト | 作成日時:2020年5月17日 22時