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愛してる １. ページ13
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Aからメールが来て放課後に教室に来てくれ、と言うことが書かれていて何やら改まってたから別れ話なんかかな、なんて思ってしまった。
放課後、教室に行く足取りはとても軽いものではなく、とても重いものだった。
もし、別れ話なんかだったらどうしようって…怖くなった。でもあの時分かったって返事したからには行かなきゃいけない。
俺は震えた手で教室の扉を開けた。
そらる「ごめん、遅くなった」
「ううん、…大丈夫」
そらる「話って、なに？」
「私、…そらるから愛してるの言葉が欲しいの。メンドクサイって思われていい。……なんか、ねそらるが遠のいていくみたいで怖いの、こんなに近くにいるのに、怖いの」
そらる「…俺が愛してるって言えばなにか変わるの？」
「…私ばっかり好きみたいで、なんか嫌なの、」
なに、言ってんの？それ、俺の…俺はギリッと歯ぎしりをした。「それ、俺の台詞なんだけど」そう言った俺はAに噛み付く様なキスをした。
俺が唇を離すとキミは言う。
「ねぇ、愛してるって言って」
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かのこゆり - お久しぶりです！久々の歌い手さん短編。とっても楽しみにしていました！やっぱりいいなぁ。お話から伝わってくる雰囲気がすごく好きです。これからも楽しみにしています！ (2018年12月21日 6時) (
レス) id: 1f2cd0f1d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チェスト
| 作成日時：2018年12月19日 18時
